東日本大震災にかかる復興支援の一環として,宮城県,福島県又は岩手県のいずれかの地域を訪問する外国人の方で,次の要件を満たす場合には,ビザ手数料が免除されることになりました。詳細については,最寄りの在外公館(大使館,総領事館又は出張駐在官事務所)にお問い合わせください。
ア 短期滞在ビザ以外のビザを申請する場合
対象地域に居住,勤務又は留学する方
イ 短期滞在ビザを申請する場合
対象地域を訪問される方
(注)対象地域とは宮城県,福島県,岩手県の三県です。
平成23年11月15日から平成28年3月31日までにビザ申請した上で取得したビザ
通常のビザ申請に必要な書類の他,以下の書類を御提出願います。
居住先,勤務先又は留学先が対象地域に所在することを証する書類。
滞在予定表(日程表)
対象地域を訪問することを証する書類
航空券予約票,乗船券予約票,鉄道の予約票,対象地域のツアー予約票,宿舎予約票(宿泊する場合),対象地域で開催される各種イベントの入場券又は予約票,対象地域で開催される会議への招待状などのうちいずれか一つ。
(注)上記書類の提出がなく,対象地域を訪問することが確認できない場合は,ビザ手数料は免除されません。
他国の外国公館においても、ナショナルデーに際してレセプションが開催され、自国や自国製品等を任国に対してアピールする場としても非常に重視されています。我が国の各在外公館は、慣行として天皇誕生日をナショナルデーとして、我が国外交の重要な行事として祝賀レセプションを開催してきています。本年度も、各在伯公館において、11月下旬から12月の初旬にかけて例年通り天皇誕生日祝賀レセプションが開催され、議会関係者、政府関係者、日系団体関係者、経済界関係者等の多数の出席を頂きました。
特に今年度は、天皇陛下のご誕生日をお祝いするという従来からの目的に加えて、昨年3月に発生した東日本大震災を受けて、ブラジル政府および国民から頂いた温かいお見舞いや支援に対する感謝の気持ちと日本の東大震災からの復興を積極的発信することも目的として、各公館においてレセプションを企画しました。
具体的には、日伯両国国歌の演奏の後、各公館長からのあいさつの中で、東日本大震災に際してブラジル政府をはじめ、多くのブラジル国民の皆様から頂いたお見舞い、支援に対し、改めて、感謝の意を表明するとともに、天皇皇后両陛下の被災地御訪問等を紹介したほか、日本全体の復興状況を説明しました。そのほか、レセプション会場では、なでしこJAPANの選手による謝意表明映像等の多くの広報素材を用いて、出席者に対して「東日本大震災からの復興」に向かう「元気な日本」のアピールを行いました。
また、震災による風評被害対策として、各公館において、東北地方のものを含む日本酒、日本食品のPRを積極的に行い、出席者からは非常に好評でした。
この他、多くの公館では、官民一体となったオールジャパンでの復興をアピールするとともに日本企業のブラジルでの活動に資するため、多くの民間企業及び関連機関の皆様に参加頂き、日本企業製品等のPR事業を実施し、食品関連企業による試飲、試食コーナー等を設けた他、大型液晶テレビ等日本企業製品も展示しました。特に、在マナウス総においては、25社の日本企業にご参加頂きました。
本件レセプションの開催にあたりご協力頂いた多くの方々と御出席者の方々に心から感謝申し上げるとともに、来年度以降の本件レセプションへのご協力をお願い申し上げます。