山田大使による新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。
 

ブラジル日本人移住110周年に当たる2018年は、日伯関係、日系社会との連携の強化という観点から重要な1年となりました。3月、皇太子殿下が世界水フォーラム出席のためブラジリアを訪問されました。また、7月には眞子内親王殿下がブラジルを訪問され、各地の110周年記念式典等に出席されました。さらに、5月には河野外務大臣もサンパウロを訪問しました。ブラジルからは、2月にボルソナーロ下院議員(当時)、4月にオリヴェイラ上院議長、5月にヌネス外務大臣が訪日されるなど、両国間の要人往来も非常に活発に行われました。移住110周年に関連してブラジル各地で盛大な式典やイベントが開催され、記念すべき年となった2018年を成功裡にかつ盛況の中終えることができました。各行事の開催に尽力された日系社会をはじめとする関係者の皆様に心から感謝申し上げます。

今年2019年は、アマゾン日本人移住90周年にあたり、両国にとって改めて節目の年となります。今日の両国の緊密な友好協力関係があるのも、日本人移住者・日系人の方々の長年の努力の賜物です。引き続き日系社会とのさらなる連携に向けて積極的に取り組んで参ります。

2019年1月、ブラジルでは新政権が発足し、政治・経済など様々な分野で新たな進展が期待されます。日本では今年G20が開催予定であり、新大統領をはじめとするブラジルの要人による訪日も期待されています。スポーツ分野においては、今年ブラジルで開催予定のコパ・アメリカに、日本代表が招待国として参加予定であり、大会を通じて、日本におけるブラジルへの関心も高まることと思います。さらに、来年開催予定の東京オリンピック・パラリンピックに向けても、両国で緊密な意見交換がなされており、今後さらなるスポーツ交流の促進が期待されています。
2018年末、私がボルソナーロ次期大統領(当時)にお会いした際、「ブラジルが発展する上で、日本は不可欠なパートナーである。自分を日本の友人だと思ってほしい」との趣旨を述べられました。ブラジルの新政権の下、両国関係が一段と発展することを期待しています。そして、今後も、日ブラジル両国の「戦略的グローバル・パートナーシップ」強化に向け、政治、防衛、経済、科学技術、教育・文化・スポーツ交流など幅広い分野で、一層の関係強化のために努力していく所存です。

皆様にとって2019年が素晴らしい年となることを心から祈念致します。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。



2019年(平成31年)元旦
ブラジル駐箚日本国特命全権大使