Embaixada do Japão

天皇誕生日祝賀レセプションの開催

12月4日、大使公邸にて、天皇陛下の80歳のお誕生日をお祝いする天皇誕生日祝賀レセプションが開催されました。

約480人の招待客の方々が集まる中、両国の国家演奏の後、三輪駐ブラジル大使より、要旨以下の内容でご挨拶を申し上げました(全文はこちら日本語ポルトガル語)。

●ブラジルがグローバルパワーとして国際社会で益々その影響力を増していく中で、日伯関係も進化を遂げている。経済分野では、造船分野の協力の強化が顕著に進んでおり、今後伯企業と提携してプレサル油田開発に我が国が貢献できることを嬉しく思う。

●我が国はブラジルにおける「人材育成」の成功体験があり、また、ブラジルにもそれを受け入れる素地がある。

●今年は、岸田外務大臣、茂木経産大臣、新藤総務大臣が当国を訪問し、各分野における両国の協力関係が一層強化された他、科学技術分野や防災分野でも二国間でのプロジェクトを通じ、パートナーシップが強化されている。

●今後のブラジルの更なる発展と日本との関係の促進は、ブラジルの「人材育成」にかかっている。海洋造船や防災分野においての人材育成の協力や「国境なき科学」計画を通じた留学生が今後二国の架け橋となり、伯の発展に貢献する人材となることを期待している。

●来年はサッカーワールドカップが開催され、さらに2016年にはリオでオリンピック、2020年には東京でオリンピックが開催されるため、右大規模イベントを機に、両国の絆が一層深まることを期待している。

●伯関係者による格別の努力の結果、日本でサンタカタリーナ州産生鮮豚肉の輸入が開始された。日本市場において伯産鶏肉が成功を収めているように、豚肉についても日本市場でのサンタカタリーナ州産豚肉のシェアが高まることを期待している。

また、参列頂いたアンドラーデ農務大臣からも、日本に対するサンタカタリーナ州産生鮮豚肉輸出が開始されたことにつき、伯側の努力が実を結んだ大変喜ばしい出来事であり、今後右輸出を通じて日本における同州産豚肉のシェアが伸びることを期待するとともに、日伯関係が一層進展するよう祈願する旨のご挨拶を頂きました。

上記挨拶の後、ブラジル豚肉輸出生産者協会(ABIPECS)より提供頂いたサンタカタリーナ州産豚肉を使い、ちょうど同日にユネスコにより無形文化遺産として登録された日本食(6種類の料理)を実演するとともに招待客の方々にも試食をして頂き、大好評を得ました。

会場ではソニーによる4Kテレビ等の展示、日産による電気自動車のリーフの展示を行い、日本企業が持つ最先端の技術を駆使した製品に多くの招待客の関心を集めました。

その他、今年5月に実施された有人潜航調査船「しんかい6500」による海洋調査を展示、山梨県の観光キャンペーン、また2020年東京オリンピック、国産日本酒や国産ワインの試飲コーナーを行い、招待客の方々に五感を使って日本の様々な魅力を体験して頂きました。


挨拶する三輪大使、挨拶するアンドラーデの農務大臣


サンタカタリーナ州産豚肉の日本輸出開始を祝い、同州産豚肉を使った各種日本食を披露


日本企業の最先端工業技術を披露、電気自動車と4Kテレビ


しんかい6500の展示、日本食の試飲イベント


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