野口大使のパラー州訪問(5月25日、26日)

令和8年6月19日
     5月25~26日、野口大使はパラー州ベレン及びトメアスを訪問しました。

     25日午前、野口大使は州内16の日系協会を束ねる汎アマゾニア日伯協会を訪問し、州内の日系団体の活動状況や2029年の日本人アマゾン移住100周年の発足等について懇談しました。また同協会訪問時、パラー州の地元紙オ・リベラル紙のインタビューを受けました。

   
 
     同日午後はアマゾニア日伯援護協会が運営するアマゾニア病院を訪問し、同病院がパラー州の日本人移住者に対する医療支援を行うため開院した来歴について聞くとともに、総合病院として地域医療の発展に貢献している様子を視察しました。

   
 
     続いて、野口大使はアナ・ガッサン/パラー州知事を表敬しました。和食に対する州の無形文化遺産指定や、日系団体主催のアマゾニア祭りへの協力等、日系社会に対する支援に謝意を述べると共に、日本とパラー州の長年の友好関係を引き続き促進していくことで一致しました。

    
 
     同日夕刻には、JICAの支援を受け整備され、2025年10月に開通したベレン都市圏幹線バスシステム(BRT)を視察しました。同システムのバスに試乗した野口大使は、運営会社職員より、計画調査開始時から30年余を経て実現したBRTがベレン市民の足として活躍し、交通渋滞を緩和するだけでなく、多くの雇用を生み出している現状につき説明を受けました。

   

   
 
     翌26日には、日本人のアマゾン地域最初の入植地であるトメアス市を訪問しました。

     サンタクララ墓地にて開拓先没者慰霊碑に献花を行った後、トメアス総合農業協同組合(CAMTA)のジュース加工工場にて、JICAの支援により設置された空調設備およびインバータの除幕式に出席しました。同工場にてCAMTA関係者からフルーツ輸出の状況等について説明を受けた他、CAMTA組合員の農園や、組合の販売店を見学しました。続いてトメアス文化農業振興協会(ACTA)が運営するニッケイ学校、ACTA本部内の移住資料館等を視察した後、ACTAにて開催されたトメアス所在の日系団体主催の歓迎会に出席しました。同歓迎会に出席したカルロス・ヴィエイラ/トメアス市長と意見交換を行った他、多くの日系協会関係者やJICA関係者と懇談しました。
 
   

   
 
     同日午後には十字路アマゾニア病院を視察し、同病院で実際に診察を担当する日系人医師より地域医療の現状について説明を受けました。