伯公教育への柔道導入プロジェクトの開始
平成29年9月6日
日本政府では、この度、「スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)」(※)の一環として、ブラジル公教育への「柔道」導入プロジェクトをスタートすることになりました。9月8日~10月2日の約1ヶ月間ブラジルから柔道指導者を招へいし、筑波大学を拠点に柔道研修「ディスカバリーキャンプ トゥモローズフレンズプログラム~柔道の学校体育導入支援~」を実施します。
本プロジェクトは、2016年10月のテメル大統領訪日にあたり、日本国文部科学省とブラジル連邦共和国スポーツ省が「リオ2016から東京2020」への継承を念頭に置いたスポーツ・体育教育分野での協力覚書を締結したことを受け、日本発祥の武道として伯で広く普及している「柔道」の人間教育の側面に着目し、伯公教育への導入を目指すことになったものです。
今回、その取組の手始めとして、国内関係機関(外務省、スポーツ庁、筑波大学、講道館)が協力し、ブラジルより柔道指導者7名を日本に招へいし、筑波大学を拠点に学校体育分野における柔道の講義及び実技等の研修を実施します。研修では日本の公教育における柔道(武道)の位置付けに関する講義や意見交換を行うとともに、生徒に対する指導方法等について実技を通じて学ぶことを目的としています。また、講道館による幼少年の指導の在り方などに関する講義や、学校や地域における少年柔道の見学、全国大会の視察等を通じて日本柔道への理解を深めてもらいます。
これに先立つ9月1日、在ブラジル日本国大使館の武藤久慶・広報文化班長は、サンパウロにおいて、ホジェイロ・サンパイオ伯スポーツ省競技力向上局長、プグリア・アレッサンドロ伯柔道連盟副会長、関根隆範伯講道館有段者会長、サンパウロ総領事館関係者らとともに、本邦への招聘指導者らと会議を行い、プログラムの趣旨・目的を共有するとともに、今後のプロジェクトの進め方について率直な意見交換を行いました。
※ スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)プログラムとは
※ 日ブラジル間のスポーツ協力覚書の署名
本プロジェクトは、2016年10月のテメル大統領訪日にあたり、日本国文部科学省とブラジル連邦共和国スポーツ省が「リオ2016から東京2020」への継承を念頭に置いたスポーツ・体育教育分野での協力覚書を締結したことを受け、日本発祥の武道として伯で広く普及している「柔道」の人間教育の側面に着目し、伯公教育への導入を目指すことになったものです。
今回、その取組の手始めとして、国内関係機関(外務省、スポーツ庁、筑波大学、講道館)が協力し、ブラジルより柔道指導者7名を日本に招へいし、筑波大学を拠点に学校体育分野における柔道の講義及び実技等の研修を実施します。研修では日本の公教育における柔道(武道)の位置付けに関する講義や意見交換を行うとともに、生徒に対する指導方法等について実技を通じて学ぶことを目的としています。また、講道館による幼少年の指導の在り方などに関する講義や、学校や地域における少年柔道の見学、全国大会の視察等を通じて日本柔道への理解を深めてもらいます。
これに先立つ9月1日、在ブラジル日本国大使館の武藤久慶・広報文化班長は、サンパウロにおいて、ホジェイロ・サンパイオ伯スポーツ省競技力向上局長、プグリア・アレッサンドロ伯柔道連盟副会長、関根隆範伯講道館有段者会長、サンパウロ総領事館関係者らとともに、本邦への招聘指導者らと会議を行い、プログラムの趣旨・目的を共有するとともに、今後のプロジェクトの進め方について率直な意見交換を行いました。
※ スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)プログラムとは
※ 日ブラジル間のスポーツ協力覚書の署名