トピックス 2016年9月号

2016/9/28
【目次】

(1)ミズノ社製サッカーシューズ贈呈式(7月6日)

(2)梅田邦夫大使のN4G(Nutrition For Growth/成長のための栄養) RIO 2016への参加(8月4日)

(3)梅田邦夫大使の「One Win Leads to Another(UN Women等主催)」への参加(8月6日)

(4)安倍総理大臣のリオデジャネイロ・オリンピック閉会式出席

(5)マナウスにおける2016年リオデジャネイロ五輪サッカー予選(在マナウス総領事館)

内政
(1)下院議長の交代
(2)ルーラ前大統領に対する起訴
(3)ベルナルド元企画予算相に対する起訴
(4)ルセーフ大統領に対する弾劾手続きの進捗
(5)テロ準備容疑でブラジル人14人が逮捕
(6)リオデジャネイロ五輪開催


外交
(1)メルコスール議長国移行問題
(2)メルコスール設立25周年に際してのセーハ外相寄稿
(3)テメル大統領代行の外遊予定
(4)トルコにおける軍の一部による蜂起
(5)仏ニースにおける車両突入テロ
(6)セーハ外相のメキシコ訪問
(7)伯米外相会談
(8)G20杭州サミットへの伯大統領出席
(9)コロンビア政府とFARCとの和平最終合意
 

(1)ミズノ社製サッカーシューズ贈呈式(7月6日)

(ア)2016年7月6日,スポーツ交流事業(Sport for Tomorrow)の一環として,エステュルテュラウ・ブラジリア・オリンピック・センターにて,ミズノ社より寄贈頂いたサッカーシューズ100足のブラジリア・オリンピック・センターへの贈呈式が開催された。

(イ)本贈呈式には,ブラジリア・オリンピック・センターの生徒及びその保護者,また各ブラジリア・オリンピック・センターの代表者等を含む約80名が出席した。同式典では,梅田大使,レイラ・バホス連邦区政府スポーツ長官,アスィリノ・ヒベーロ連邦区政府市民社会活動局長等が,スポーツを通じた青少年の育成及び日ブラジルのパートナーシップの発展についてスピーチを行った。また,ブラジリア・オリンピック・センターの生徒たちによる新体操のデモンストレーションも行われた。
 

(2)梅田邦夫大使のN4G(Nutrition For Growth/成長のための栄養) RIO 2016への参加(8月4日)

(ア)2012年のロンドンオリンピック・パラリンピックを契機に,オリンピックの機会を活用し,地球規模の課題に対する具体的な行動を国際社会に求めるという潮流が形成された。「N4G RIO2016」は,そのプロセスの一環として,リオ五輪に合わせて,ブラジル,英国及び日本共催で開催された栄養問題を議論するイベント。五輪に合わせたイベントの開催は,ロンドン五輪に合わせて英国及びブラジル共催で開催された「オリンピック飢餓サミット」に続き,2度目。

(イ)開会セッション,パネル1,パネル2及びパネル3の4つのセッションから構成された。開会セッションでは,ジョージ・ターキンストン英国DFID長官,マーガレット・チャンWHO事務局長,バーロス伯保健大臣,アルベルト伯社会開発省次官,梅田大使及びジョゼ・グラジアーノFAO事務局長が登壇し,それぞれスピーチを行った。
 

(3)梅田邦夫大使の「One Win Leads to Another(UN Women等主催)」への参加(8月6日)

(ア) 2016年8月6日,梅田邦夫大使は,リオデジャネイロ・オリンピックのレガシープログラムとしてUN Women等が主催した「One Win Leads to Another」(社会的に脆弱な状況に置かれている女性・女児に対し,スポーツを通じて性別による不平等や人生における自信を与えるエンパワーメント・プログラム)のイベント(リオデジャネイロ)に出席した。

(イ)本イベントでは,プムジレ・ムランボ・ナグカ氏(UN Women事務局長),ナワル・エル・モウタワケル氏(IOC副会長),ジュリアーナ・アゼベド・シャヒン氏(プロクター&ギャンブル副社長),アドリアーナ・ベハール氏(ブラジルオリンピック委員会委員,女子ビーチバレー元銀メダリスト)がそれぞれの取組について紹介した後,梅田大使が日本政府の取組について挨拶を行った。

(ウ)本イベントは,約400名が参加しましたが,うち約200名はリオのファベーラの少女たちだった。イベントの最後では3人の少女がスペシャルゲストとして登壇し,スポーツとの関わりが,どのようにしてスポーツというフィールドの外で様々な困難を克服することにつながったかを語った。
 

(4)安倍総理大臣のリオデジャネイロ・オリンピック閉会式出席

(ア)安倍総理は,8月21日,第31回オリンピック夏季競技大会閉会式に出席するため,リオデジャネイロ(ブラジル)を訪問した。

(イ)安倍総理は21日午前にTokyo2020ジャパンハウスを訪れ,日本代表選手団と交流を行い,選手一人一人の健闘を称え,そのひたむきな姿が日本国民に夢と希望を与えたことに感謝を伝えた。

(ウ)安倍総理は日本代表選手団との交流後,バッハIOC会長の表敬を受け,約20分間の会談を行った。

(エ)同日午後,安倍総理はリオデジャネイロの日系社会・在留邦人(約150名)との交流会に出席した。安倍総理は,日系社会の方々が長年にわたる努力と創意工夫により,ブラジルとリオの発展に大きく貢献して来たことに敬意を表し,今後も日本が日系社会とともに発展していくと述べた。

 (オ)同夕,安倍総理はリオデジャネイロ・オリンピック閉会式に出席した。その中で,東京大会のプロモーションに参画し,世界に対して同大会を素晴らしいものにしていくとの決意を示した。閉会式に先立つマイア下院議長主催レセプションでは,閉会式に出席した各国首脳他と立ち話を行った。
 

(5)マナウスにおける2016年リオデジャネイロ五輪サッカー予選(在マナウス総領事館)

     2016年リオデジャネイロ五輪サッカーBグループ予選(以下男子:8月4日コロンビアXスウェーデン及び日本Xナイジェリア,7日ナイジェリアXスウェーデン及びコロンビアX日本,以下女子:9日コロンビアX米国及びブラジルX南アフリカ)がマナウス市内アレーナ・ダ・アマゾニア競技場にて行われた。我らが男子サッカー日本代表は奮闘したが,結果は一試合目は5対4でナイジェリアに惜敗,二試合目は2対2でコロンビアに引き分けであった。希有な五輪サッカー競技でありかつ日本男子代表の来訪とあって,マナウスの邦人・日系社会には歓迎と応援にかかる活発な動きがあり,各主体の事前と当日の活動により日本代表に対する応援機運が盛り上がった。試合当日の多数の非日系ブラジル人の任意の日本サポーターの存在はもちろん,空港ボランティアを志願してくれたアマゾナス連邦大学日本語学科学生(本人達も日頃学んだ日本語を実践できる機会で嬉しかったとして更に学習意欲が向上する相乗効果もあった),今回も模範すべき道徳行為として賞賛とともにメディアで広く報じられた(サムライブルーの日本チームカラーに倣った)青色ゴミ袋の配布と試合後のゴミ収集活動を主導した西部アマゾン日伯協会,独創的な応援を組織したマナウス・カントリークラブ,代表チームからの事前の要請に応じて選手に「おはぎ」と「カレー」の差し入れを行ったアマゾナス日系商工会議所による,それぞれの尊い活動が特筆に値する。

 
青色ゴミ袋で応援するサポーター

(Bruno Willemon dos Santos Barros氏撮影)



青色ゴミ袋で清掃する模様

(Aguilar Abecassis Brito氏撮影)


     当地としては珍しいこれだけのビッグイベントにもかかわらず大きな事件・事故に巻き込まれる邦人来訪者・在留邦人は皆無であった(在マナウス日本国総領事館が一定の支援を行った軽微な案件は若干生じたが)ことは何よりであった。更に,今回の五輪関連の準備と実施期間を通じた意識の高揚,そしてリオデジャネイロの五輪閉会式で行われた素晴らしい東京(日本)のプレゼンテーションもあり,ここマナウス市民,アマゾナス州民のオリンピック・パラリンピックへの関心も以前より格段に高まったところ,次の2020年東京大会に対する彼らの期待が感じられる当地のこの頃である。
 

内政

(1)下院議長の交代

(ア)7月7日,クーニャ下院議長(当時)は,議長職からの辞任を発表。

(イ)7月13日深夜,下院本会議で,新下院議長を選出する投票実施。

(ウ)投票では,ロドリゴ・マイア議員及びロジェリオ・ロッソ議員の決戦投票に持ち込まれ,過半数を獲得したロドリゴ・マイア議員が新下院議長に就任。
 

(2)ルーラ前大統領に対する起訴

(ア)7月29日,ブラジリア連邦裁判所はラヴァジャット捜査妨害の容疑で,ルーラ前大統領,アマラル元乗員議員等7人に対する検察庁の起訴状を受理。

(イ)主な容疑は,国営石油公社ペトロブラスのネストル・セルベロ元国際部長の国外逃亡を斡旋し,同氏が贈賄行為に関して自白しないよう図り,捜査を妨害したとするもの。

(ウ)8月26日,連邦警察は,サンパウロ郊外グアルジャーにある豪華マンションの保有を巡る不正と金銭の授受等をめぐる容疑でルーラ前大統領を起訴。
 

(3)ベルナルド元企画予算相に対する起訴

(ア)8月1日,連邦検察庁は,ベルナルド元企画予算相を犯罪組織の結社,収賄及び資金洗浄の容疑で起訴した。

(イ)起訴状はサンパウロ連邦裁判所に提出され,起訴状が受理されれば,ベルナルド元企画予算相容疑者は被告として刑事訴訟に臨むことになる。
 

(4)ルセーフ大統領に対する弾劾手続きの進捗

(ア)8月2日,アナスタジア上院議員(報告者)は,上院特別委員会にルセーフ大統領の弾劾裁判開廷に関する最終報告書を提出。

(イ)8月4日,上院特別委員会は同報告書を採択し,上院本会議に上程。

(ウ)8月9日,上院本会議はアナスタジア報告書を表決し,弾劾裁判の実施を正式決定。

(エ)8月25日,上院本会議で弾劾裁判の開廷。

(オ)8月31日,上院本会議でルセーフ大統領の罷免が決定。テメル大統領代行は新大統領に正式就任。
 

(5)テロ準備容疑でブラジル人14人が逮捕

     7月24日までに,テロの宣伝と準備行為を行っていた容疑でブラジル人12人が逮捕された(8月には逮捕者が14人に)。本年3月に成立したテロ対策法が初めて適用されたもの。
 

(6)リオデジャネイロ五輪開催

(ア)8月5日,リオデジャネイロ五輪が開会。同日マナカランスタジアムで開催された開会式では,テメル大統領代行が開会宣言を行った。

(イ)8月21日,リオデジャネイロ五輪が閉会。同日マナカランスタジアムで閉会式では,テメル大統領代行に代わりマイア下院議長が出席。

(ウ)五輪閉会式では,パエス・リオデジャネイロ市長から小池東京都知事に五輪旗がハンドオーバーされた後,2020年五輪開催を控える東京によるプレゼンテーションが行われ,安倍総理がサプライズ演出により登場した。

(エ)また、開会式には松野文科大臣、丸川オリンピック・パラリンピック担当大臣他が、閉会式には安倍総理の他、松野文科大臣他が出席した。
 

外交

(1)メルコスール議長国移行問題

(ア)7月5日,セーハ外務大臣はウルグアイを訪問し,ベネズエラのメルコスール議長国就任を延期し,8月に加盟国の間で協議することを主張。議長国のウルグアイは,ベネズエラは予定通り就任させるべきと反対。

(イ)本件問題に対処するため,ウルグアイは7月11日にモンテビデオにて外相会合が開催されたが,セーハ外相は背中の痛みを理由に欠席。ベネズエラのロドリゲス外相は伯及びパラグアイを批判すると共に,「ベネズエラは近日中に議長国に就任する」旨表明。

(ウ)7月29日,ウルグアイは,伯,パラグアイ,アルゼンチンがベネズエラの議長国就任に反対しているため,当面の間,議長国不在とすることを発表。これに対し,ベネズエラ外務省は議長国就任を宣言。テメル大統領代行は,「ベネズエラは,メルコスールのルールを全て受諾してから議長国に就任すべき」と伯の立場を強調。

(エ)7月末,セーハ外務大臣はメルコスール加盟国外相に対し,伯はベネズエラの議長国就任を認めず,現在,議長国は空席と理解している旨の書簡を送付。これに対し,ベネズエラ外務省は,「南米の極右勢力による工作」と反発した。

(オ)8月4日,本件問題に関して,ウルグアイ・モンテビデオで会合が開催されたが,議論が進展することなく終了。マドゥーロ・ベネズエラ大統領は,伯,アルゼンチン,パラグアイを厳しく批判。

(カ)8月13日,伯外務省HPは,本件問題に関して,ベネズエラのメルコスール加盟関連文書の履行状況に言及しつつ,伯政府の立場を説明するプレスリリースを発表。その中で,伯は,ベネズエラが,2006年7月4日署名したメルコスール加盟議定書により約束した事項につき,期限である本年8月12日までに完全な義務履行が得られなかったことに対し遺憾の意を表明。一方,メルコスール原加盟国であるアルゼンチン,パラグアイ及びウルグアイとの間で,しかるべき調整を継続する旨表明した。

(キ)8月23日,メルコスール原加盟4か国の代表は,ベネズエラへの議長国就任に係る会合を終日行ったが,解決には至らなかった(ベネズエラは代表を派遣しなかった)。「議長国は(ベネズエラの任期が切れる)本年末まで4か国で構成する委員会が務める」とする案をウルグアイは受け入れなかった。

(ク)一方,ベネズエラは,翌24日に同国の判断で会合を開催する旨発表し,加盟国を招集したが,アルゼンチン,ブラジル,パラグアイは欠席。ベネズエラは「メルコスール議長」として記者会見を開き,キューバ,中国及びロシアとの関係強化等の優先事項を発表した。
 

(2)メルコスール設立25周年に際してのセーハ外相寄稿

(ア)7月10日,セーハ外務大臣はメルコスール設立25年に際して,「25年となすべき多くのこと」と題する寄稿(オ・グローボ紙)を行った。

(イ)その中で,「南米地域は近年危機に見舞われているが,地域統合を進める重要性が何ら低下することはない」としつつ,「失われたダイナミズムを回復することが急務である」とした上で,「伯は他のパートナーと共に,メルコスールを近代化し,域内貿易完全自由化を未だ妨げている障壁をなくし,投資や政府調達等の未解決事項を交渉し,域外との新たな協定を締結し,そして,より高い競争力と利益性のある形で世界と結びついていく決意」旨表明。

(ウ)一方,かかるプロセスにおいて,ベネズエラは重要なパートナーであるとしつつも,同国の内政状況やメルコスール加盟国として負うべき義務の履行状況に鑑みると議長国としての要件を満たしていないとし,本年下半期の同国への議長国移行に対し,明確に反対の立場を表明した。
 

(3)テメル大統領代行の外遊予定

(ア)7月14日付当地紙は,テメル大統領代行が,ルセーフ大統領弾劾成立後,9月から外遊を開始する予定であり,外遊先として,中国,米国,英国,ポルトガル,インド,日本,メキシコ,及び,アルゼンチンが検討されている旨報道。

(イ)テメル大統領代行は,ルセーフ大統領弾劾後の外交日程を既に計画している模様。右によれば,9月2日~6日の日程で中国,9月15日~17日の日程で国連総会出席のために米国,9月末乃至10月初頭にアルゼンチン,その後,BRICS首脳会合(10月中旬)出席のためインドへ訪問する予定。その際に日本へも足を延ばすであろうと見込まれている。
 

(4)トルコにおける軍の一部による蜂起

(ア)7月15日,伯外務省はトルコで発生した本件事案に関して,セーハ外務大臣名にて「全ての当事者が暴力を放棄し,制度及び憲法秩序を遵守する必要性を喚起する」旨の声明を発表。

(イ)同17日,メンデス選挙高等裁判所(TSE)長官は,トルコのクーデターを支持したとされる約2,750人の判事・検事等の逮捕に関して,断固反対する旨声明を発出。

(ウ)同18日,本件事案が失敗したことを受けて,伯外務省は改めて声明を発表。その中では,伯政府は本件事案がトルコ市民社会の参加及びトルコ議会の政党による一致した支援などの努力をもって終結したことに留意する一方,多くのトルコ司法関係者の自由の束縛に対して憂慮を表明。
 

(5)仏ニースにおける車両突入テロ

(ア)7月15日,伯外務省はニースにおける車両突入テロ事案に関してプレスリリースを発表。フランス政府,及びフランス全体に対し連帯の意を表明すると共に,いかなる形態・動機に基づくものであれ,テロを断固拒否することを強調。

(イ)なお,DNA鑑定の結果,本件テロにより伯国籍の女性1名(リオ出身の30歳。スイス人男性と結婚)の死亡が確認された。
 

(6)セーハ外相のメキシコ訪問

(ア)7月25日,セーハ外務大臣はメキシコを訪問し,クラウディア・ルイス・マシュー外務大臣及びイルデフォンソ・グアハルド経済大臣と会談。

(イ)グアハルド大臣との会談では,二国間特恵貿易協定(ALADIの第53経済補完協定)の拡大及び深化に関する交渉を含む二国間アジェンダの他,地域やグローバルな課題について協議が行われると共に,本訪問中にブラジルのカシャーサとメキシコのテキーラ(注:いずれもスピリッツ酒類)を対象とする地理的表示に係る相互認証協定が署名された模様。
 

(7)伯米外相会談

(ア)8月5日,リオ市内のイタマラチ宮でセーハ外務大臣は,オリンピック開会式出席のため来伯したケリー米国務長官と会談した。

(イ)同長官は,マドゥーロ・ベネズエラ大統領の罷免に関する国民投票の実施を主張すると共に,「ベネズエラの政情不安を解決するに当たり,伯が重要な役割を果たすことを確信する」旨述べた。セーハ外相は,米国政府が伯の政治及び司法制度に信頼を置いていることに対して謝意を表明。
 

(8)G20杭州サミットへの伯大統領出席

(ア)テメル大統領代行は,8月末の弾劾プロセス終了を経て,正大統領としての最初の外遊となるG20杭州サミットに出席するため,訪中予定。

(イ)この期間,中国の習近平国家主席との間で会談が行われる予定であるが,通常の首脳会談の倍の時間である40分間が割かれる見込み。

(ウ)テメル大統領代行は,国内の主要な財界人を大統領府に招き,訪中の際に中国と議論する経済アジェンダについて協議を実施した模様。
 

(9)コロンビア政府とFARCとの和平最終合意

(ア)8月24日,伯外務省は,同日発表された本件最終合意に係るセーハ外務大臣名の声明を発出した。

(イ)その中で,伯政府は約半世紀にわたる内戦を終結せしめる最終合意に満足の意を表明すると共に,コロンビア国民並びに同国政府に対する祝意を表明。本件合意は,コロンビアのみならず,地域全体における歴史的な出来事であるとしつつ,伯政府は,本件合意の完全な実施に向け,コロンビア政府とともに貢献していく用意があることを改めて強調すると共に,両国関係強化に向けた不変の約束を表明。