トピックス 2019年7月号
令和元年7月9日
ブラジル政治情勢(6月の出来事)
【内政】
(1)閣僚の交代
(2)反政府デモの発生
(3)銃規制緩和
(4)伯大統領情報庁(ABIN)長官の就任に関する議会承認
【外交】
(1)信任状捧呈式の実施
(2)ボルソナーロ大統領のアルゼンチン訪問
(3)ウルグアイ及びモロッコ外務大臣の訪伯
(4)アラウージョ外務大臣によるEUメルコスールFTA交渉閣僚会合への出席
(5)ボルソナーロ大統領によるG20大阪サミットへの出席
トピックス
(1)日・ブラジル首脳会談
(2)連邦下院議会における日本人ブラジル移住111周年記念式典の開催
(3)笹川日本財団会長及び山田大使のマンデッタ保健大臣表敬訪問
(4)「日本食普及の親善大使」任命式及びレセプションの開催(在サンパウロ総領事館)
(5)天皇陛下御即位祝賀レセプションの開催(在サンパウロ総領事館)
(ア)13日,サントス・クルース大統領府・政府調整庁長官が解任され,後任にルイス・エドゥアルド・ラモス陸軍南東部司令官が指名された。
(イ)21日,ペイショート大統領府・事務総局長官が郵便公社総裁に異動し,後任にジョルジ・オリヴェイラ文官庁法務課長が指名された(24日付で就任)。
(2)反政府デモの発生
14日,国内全ての州及びブラジリア連邦区において,年金制度改革及び教育関連予算凍結への反対を訴えるデモ及びゼネストが実施された。
(3)銃規制緩和施策
25日,銃の携行を認める大統領令が取り下げられ,銃の携行に関する条項を削除した新規の大統領令が発出された。
(4)伯大統領府情報庁(ABIN)長官の就任に関する議会承認
26日,アレシャンドレ・ラマジェン氏のABIN長官への就任が上院本会議で承認されたことにより,同氏の就任が決定した。
4日,大統領府において,計8か国(ベネズエラ,インドネシア,ギニア,ペルー,サウジアラビア,パラグアイ,コロンビア,メキシコ)の新任大使を対象とする新任状捧呈式が行われた。なお,ベネズエラからは,グアイド暫定大統領に指名されたベランドリア外交代表が信任状を奉呈した。
(2)ボルソナーロ大統領のアルゼンチン訪問
6日,ボルソナーロ大統領が就任後初めてアルゼンチンを公式訪問し,マクリ大統領との首脳会談及びアルゼンチン企業関係者との会合等を行った。首脳会談の後,両大統領による共同宣言が発表されたほか,エネルギー(電気)相互融通,バイオエネルギーにおける協力,科学技術,鉱業,防衛,原子力分野の協力についての文書が署名された。ボルソナーロ大統領は,10月の亜大統領選挙におけるマクリ大統領への支持を表明したほか,EUメルコスールFTAの早期締結へ向けた両国の意思確認,二国間での共通通貨創設,原子力分野での協力等につき協議した。
(3)ウルグアイ及びモロッコ外務大臣の訪伯
(ア)7日,ニン・ノボア・ウルグアイ外務大臣が,アラウージョ外務大臣の招待を受け,ブラジルを公式訪問した。両外相は外相会談を開催し,二国間貿易,メルコスールの強化,ベネズエラ情勢及び国連安保理選挙等につき議論した。
(イ)13日,ブリタ・モロッコ外務大臣がブラジリアを訪問した。両国外相は外相会談を行い,二国間の経済・貿易面の協力強化,サハラ問題,二国間軍事協力につき協議した。
(4)アラウージョ外務大臣によるEUメルコスールFTA交渉閣僚会合への出席
27~28日,ベルギーのブリュッセルにおいて開催されたEUメルコスールFTA交渉閣僚会合にアラウージョ外相及びクリスチーナ農相が出席した。28日,伯外務省,経済省及び農務省は,同会合において交渉が妥結に至った旨の共同声明を発出した。
(5)ボルソナーロ大統領によるG20大阪サミットへの出席
(ア)28~29日に開催されたG20大阪サミットにボルソナーロ大統領が出席した。
(イ)ボルソナーロ大統領は,同サミットのマージンにおいて,安倍内閣総理大臣,トランプ米大統領,メルケル独首相,マクロン仏大統領,モディ印首相,ムハンマド・サウジアラビア皇太子,リー・シンガポール首相,アンヘル・グリア欧州経済協力機構(OECD)事務総長,デヴィッド・マルパス世界銀行総裁と会談を行った。さらに,同大統領はBRICS非公式首脳会合を開催し,議長を務めた。
6月29日,安倍晋三内閣総理大臣は,G20大阪サミット出席のため訪日中のジャイル・ボルソナーロ・ブラジル連邦共和国大統領(H.E. Mr. Jair Bolsonaro, President of the Federative Republic of Brazil)との間で首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおり。
(ア)冒頭,安倍総理大臣から,訪日への歓迎の意を表し,「本年1月のダボス会議以来再会でき喜ばしい」と述べたのに対し,ボルソナーロ大統領から,「ダボスでは実り多い議論ができた,安倍総理大臣と再会でき喜ばしい」と述べた。
(イ)続いて,安倍総理大臣から,二国間関係について「ボルソナーロ大統領の諸改革への取組を評価する,日伯インフラ協力会合や日伯貿易投資促進・産業協力合同委員会等,日・ブラジル間の対話の枠組みを活用して両国の貿易・投資を一層促進したい,経済分野のみならず,治安,防災,環境保全,刑事司法,教育,ベネズエラ避難民支援等の幅広い分野での協力の進展を歓迎する」と述べた。また,両首脳は,日・ブラジル間の「架け橋」としてブラジルの日系社会が大きな役割を果たしていることで一致した。
(ウ)さらに,安倍総理大臣から,大阪サミットについて「G20として結束し,世界経済の成長に焦点を当てた力強いメッセージを出したく,協力を得たい」旨述べ,両首脳はサミットの成功にむけて協力していくことを確認した。
(エ)両首脳は,両国間で幅広い分野における協力を一層推進することで認識を共有した。


日・ブラジル首脳会談
(2)連邦下院議会における日本人ブラジル移住111周年式典の開催
6月11日,連邦下院議会・本会議場において,日本人ブラジル移住111周年記念式典が開催された。ルイス・ニシモリ下院議員(伯日議連会長)が議長を務め,山田大使が来賓の一人として出席した。
冒頭,マイア下院議長の挨拶文がニシモリ下院議員により代読され,日本人移住者や日本政府による伯の発展への大きな貢献を再認識し,感謝したい旨のメッセージが寄せられた。当日は,日系のキン・カタギリ下院議員(伯日議連副会長)を含む多数の下院議員や議会関係者,企業関係者,DF内の小学校生徒など,述べ約300人が出席した。
山田大使からは,移住110周年を記念した昨年は,皇太子殿下の御訪伯,オリヴェイラ上院議長の訪日,両国外務大臣の相互訪問,眞子内親王殿下の御訪伯など,多くの要人往来が実現し,両国の友好関係が一層発展した素晴らしい一年になったこと,2019年は,伯にボルソナーロ新政権が発足し,連邦議会も顔ぶれを大きく変え,我が国でも令和時代が始まり,両国も新時代を迎えている,歴史的な関係を更に前進させ,国際場裡においても世界の平和,安定及び繁栄のために,更に伯と手を携えていきたい旨述べた。
(山田大使の挨拶はこちら)
(3)笹川日本財団会長及びマンデッタ保健大臣表敬訪問
7月1日,ブラジル訪問中の笹川陽平日本財団は,山田大使とともに,マンデッタ保健大臣を表敬訪問し,ブラジルにおけるハンセン病対策等について意見交換を行った。
笹川氏は,WHOハンセン病制圧大使として長年ハンセン病問題に取り組んでおり、日本政府は,2007年から同氏に「ハンセン病人権啓発大使」を委託している。マンデッタ保健大臣は、保健関係機関とも協力してハンセン病対策を推進していきたい旨述べた。
(4)「日本食普及の親善大使」任命式及びレセプションの開催(在サンパウロ総領事館)
日本食レストラン「藍染」のオーナー兼シェフであるテルマ・佑佳・清水・白石シェフが、本年3月に「日本食普及の親善大使」に任命されたことを記念して、5月10日、総領事公邸にて、任命式及びレセプションを開催した。当日は、プレス、日本食レストラン関係者、日本産食品・日本酒取扱業者等、約40名が参加した。
任命式において、野口総領事は、これまでの白石シェフの日本食普及活動に感謝するとともに、今後の更なる活躍・貢献を期待する旨挨拶を行った。また、白石シェフは、「日本食普及の親善大使」への任命はとても光栄であり、今後も日本食普及活動を続けていきたい旨挨拶を行った。
(5)天皇陛下御即位祝賀レセプションの開催(在サンパウロ総領事館)
5月30日、総領事公邸にて、天皇陛下御即位祝賀レセプションを開催した。当日は、日系社会関係者、サンパウロ州政府・市政府関係者、当地有識者、叙勲者等、約90名が参加した。
レセプションにおいて、野口総領事は、新天皇陛下の下で令和の時代が始まるが、令和の時代に日本とブラジルの友好関係が更に深化・発展することを期待しており、自分としても尽力していきたい旨、皆様とともに新天皇陛下の御即位をお祝いできることを大変嬉しく思う旨挨拶を行った。また、日本で尺八の師範を取得した唯一のブラジル人であるシェーン・響盟・リベイロ氏より、かつて皇室に招かれた際に皇室の前で演奏した「春の海」(宮城道雄氏作曲)が披露された。
【内政】
(1)閣僚の交代
(2)反政府デモの発生
(3)銃規制緩和
(4)伯大統領情報庁(ABIN)長官の就任に関する議会承認
【外交】
(1)信任状捧呈式の実施
(2)ボルソナーロ大統領のアルゼンチン訪問
(3)ウルグアイ及びモロッコ外務大臣の訪伯
(4)アラウージョ外務大臣によるEUメルコスールFTA交渉閣僚会合への出席
(5)ボルソナーロ大統領によるG20大阪サミットへの出席
トピックス
(1)日・ブラジル首脳会談
(2)連邦下院議会における日本人ブラジル移住111周年記念式典の開催
(3)笹川日本財団会長及び山田大使のマンデッタ保健大臣表敬訪問
(4)「日本食普及の親善大使」任命式及びレセプションの開催(在サンパウロ総領事館)
(5)天皇陛下御即位祝賀レセプションの開催(在サンパウロ総領事館)
【内政】
(1)閣僚の交代(ア)13日,サントス・クルース大統領府・政府調整庁長官が解任され,後任にルイス・エドゥアルド・ラモス陸軍南東部司令官が指名された。
(イ)21日,ペイショート大統領府・事務総局長官が郵便公社総裁に異動し,後任にジョルジ・オリヴェイラ文官庁法務課長が指名された(24日付で就任)。
(2)反政府デモの発生
14日,国内全ての州及びブラジリア連邦区において,年金制度改革及び教育関連予算凍結への反対を訴えるデモ及びゼネストが実施された。
(3)銃規制緩和施策
25日,銃の携行を認める大統領令が取り下げられ,銃の携行に関する条項を削除した新規の大統領令が発出された。
(4)伯大統領府情報庁(ABIN)長官の就任に関する議会承認
26日,アレシャンドレ・ラマジェン氏のABIN長官への就任が上院本会議で承認されたことにより,同氏の就任が決定した。
【外交】
(1)信任状捧呈式の実施4日,大統領府において,計8か国(ベネズエラ,インドネシア,ギニア,ペルー,サウジアラビア,パラグアイ,コロンビア,メキシコ)の新任大使を対象とする新任状捧呈式が行われた。なお,ベネズエラからは,グアイド暫定大統領に指名されたベランドリア外交代表が信任状を奉呈した。
(2)ボルソナーロ大統領のアルゼンチン訪問
6日,ボルソナーロ大統領が就任後初めてアルゼンチンを公式訪問し,マクリ大統領との首脳会談及びアルゼンチン企業関係者との会合等を行った。首脳会談の後,両大統領による共同宣言が発表されたほか,エネルギー(電気)相互融通,バイオエネルギーにおける協力,科学技術,鉱業,防衛,原子力分野の協力についての文書が署名された。ボルソナーロ大統領は,10月の亜大統領選挙におけるマクリ大統領への支持を表明したほか,EUメルコスールFTAの早期締結へ向けた両国の意思確認,二国間での共通通貨創設,原子力分野での協力等につき協議した。
(3)ウルグアイ及びモロッコ外務大臣の訪伯
(ア)7日,ニン・ノボア・ウルグアイ外務大臣が,アラウージョ外務大臣の招待を受け,ブラジルを公式訪問した。両外相は外相会談を開催し,二国間貿易,メルコスールの強化,ベネズエラ情勢及び国連安保理選挙等につき議論した。
(イ)13日,ブリタ・モロッコ外務大臣がブラジリアを訪問した。両国外相は外相会談を行い,二国間の経済・貿易面の協力強化,サハラ問題,二国間軍事協力につき協議した。
(4)アラウージョ外務大臣によるEUメルコスールFTA交渉閣僚会合への出席
27~28日,ベルギーのブリュッセルにおいて開催されたEUメルコスールFTA交渉閣僚会合にアラウージョ外相及びクリスチーナ農相が出席した。28日,伯外務省,経済省及び農務省は,同会合において交渉が妥結に至った旨の共同声明を発出した。
(5)ボルソナーロ大統領によるG20大阪サミットへの出席
(ア)28~29日に開催されたG20大阪サミットにボルソナーロ大統領が出席した。
(イ)ボルソナーロ大統領は,同サミットのマージンにおいて,安倍内閣総理大臣,トランプ米大統領,メルケル独首相,マクロン仏大統領,モディ印首相,ムハンマド・サウジアラビア皇太子,リー・シンガポール首相,アンヘル・グリア欧州経済協力機構(OECD)事務総長,デヴィッド・マルパス世界銀行総裁と会談を行った。さらに,同大統領はBRICS非公式首脳会合を開催し,議長を務めた。
トピックス
(1)日・ブラジル首脳会談6月29日,安倍晋三内閣総理大臣は,G20大阪サミット出席のため訪日中のジャイル・ボルソナーロ・ブラジル連邦共和国大統領(H.E. Mr. Jair Bolsonaro, President of the Federative Republic of Brazil)との間で首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおり。
(ア)冒頭,安倍総理大臣から,訪日への歓迎の意を表し,「本年1月のダボス会議以来再会でき喜ばしい」と述べたのに対し,ボルソナーロ大統領から,「ダボスでは実り多い議論ができた,安倍総理大臣と再会でき喜ばしい」と述べた。
(イ)続いて,安倍総理大臣から,二国間関係について「ボルソナーロ大統領の諸改革への取組を評価する,日伯インフラ協力会合や日伯貿易投資促進・産業協力合同委員会等,日・ブラジル間の対話の枠組みを活用して両国の貿易・投資を一層促進したい,経済分野のみならず,治安,防災,環境保全,刑事司法,教育,ベネズエラ避難民支援等の幅広い分野での協力の進展を歓迎する」と述べた。また,両首脳は,日・ブラジル間の「架け橋」としてブラジルの日系社会が大きな役割を果たしていることで一致した。
(ウ)さらに,安倍総理大臣から,大阪サミットについて「G20として結束し,世界経済の成長に焦点を当てた力強いメッセージを出したく,協力を得たい」旨述べ,両首脳はサミットの成功にむけて協力していくことを確認した。
(エ)両首脳は,両国間で幅広い分野における協力を一層推進することで認識を共有した。



日・ブラジル首脳会談
(2)連邦下院議会における日本人ブラジル移住111周年式典の開催
6月11日,連邦下院議会・本会議場において,日本人ブラジル移住111周年記念式典が開催された。ルイス・ニシモリ下院議員(伯日議連会長)が議長を務め,山田大使が来賓の一人として出席した。
冒頭,マイア下院議長の挨拶文がニシモリ下院議員により代読され,日本人移住者や日本政府による伯の発展への大きな貢献を再認識し,感謝したい旨のメッセージが寄せられた。当日は,日系のキン・カタギリ下院議員(伯日議連副会長)を含む多数の下院議員や議会関係者,企業関係者,DF内の小学校生徒など,述べ約300人が出席した。
山田大使からは,移住110周年を記念した昨年は,皇太子殿下の御訪伯,オリヴェイラ上院議長の訪日,両国外務大臣の相互訪問,眞子内親王殿下の御訪伯など,多くの要人往来が実現し,両国の友好関係が一層発展した素晴らしい一年になったこと,2019年は,伯にボルソナーロ新政権が発足し,連邦議会も顔ぶれを大きく変え,我が国でも令和時代が始まり,両国も新時代を迎えている,歴史的な関係を更に前進させ,国際場裡においても世界の平和,安定及び繁栄のために,更に伯と手を携えていきたい旨述べた。
(山田大使の挨拶はこちら)
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![]() 山田大使による挨拶 |
![]() カタギリ下院議員による挨拶 |
(3)笹川日本財団会長及びマンデッタ保健大臣表敬訪問
7月1日,ブラジル訪問中の笹川陽平日本財団は,山田大使とともに,マンデッタ保健大臣を表敬訪問し,ブラジルにおけるハンセン病対策等について意見交換を行った。
笹川氏は,WHOハンセン病制圧大使として長年ハンセン病問題に取り組んでおり、日本政府は,2007年から同氏に「ハンセン病人権啓発大使」を委託している。マンデッタ保健大臣は、保健関係機関とも協力してハンセン病対策を推進していきたい旨述べた。
(4)「日本食普及の親善大使」任命式及びレセプションの開催(在サンパウロ総領事館)
日本食レストラン「藍染」のオーナー兼シェフであるテルマ・佑佳・清水・白石シェフが、本年3月に「日本食普及の親善大使」に任命されたことを記念して、5月10日、総領事公邸にて、任命式及びレセプションを開催した。当日は、プレス、日本食レストラン関係者、日本産食品・日本酒取扱業者等、約40名が参加した。
任命式において、野口総領事は、これまでの白石シェフの日本食普及活動に感謝するとともに、今後の更なる活躍・貢献を期待する旨挨拶を行った。また、白石シェフは、「日本食普及の親善大使」への任命はとても光栄であり、今後も日本食普及活動を続けていきたい旨挨拶を行った。
![]() 任命式の様子(1) |
![]() 任命式の様子(2) |
(5)天皇陛下御即位祝賀レセプションの開催(在サンパウロ総領事館)
5月30日、総領事公邸にて、天皇陛下御即位祝賀レセプションを開催した。当日は、日系社会関係者、サンパウロ州政府・市政府関係者、当地有識者、叙勲者等、約90名が参加した。
レセプションにおいて、野口総領事は、新天皇陛下の下で令和の時代が始まるが、令和の時代に日本とブラジルの友好関係が更に深化・発展することを期待しており、自分としても尽力していきたい旨、皆様とともに新天皇陛下の御即位をお祝いできることを大変嬉しく思う旨挨拶を行った。また、日本で尺八の師範を取得した唯一のブラジル人であるシェーン・響盟・リベイロ氏より、かつて皇室に招かれた際に皇室の前で演奏した「春の海」(宮城道雄氏作曲)が披露された。
![]() 挨拶を行う野口総領事 |
![]() 演奏を行うシェーン氏 |
![]() 石川レナト文協会長による乾杯の様子 |