「国境なき科学計画(CsF)」の留学生に対するインターンシップ実施報告

平成28年4月26日

 

三井物産


     三井物産は、2012年に飯島社長(当時)がジルマ・ルセフ大統領に謁見した際のブラジル政府が進める「国境なき科学」計画への協力要請を受け、2014年3月に日本企業として初めてブラジル人留学生のインターンシップ受入を開始し、これまでに合計59名の留学生受入を実施致しました。2週間のインターンシップ期間中、学生は日伯関係、三井物産の歴史やブラジルでのビジネスなどに関する各種講義を受講する他、三井物産が出資するテレフォンショッピング事業、また製鉄所や博物館を訪問し、三井物産や日本の企業文化、先端技術などを理解する機会に接します。

     三井物産は今後も、本業のビジネスのみならず、「国境なき科学」計画への協力を始めとした社会貢献活動を通じ、中長期的視野に立ちブラジル社会の発展に寄与していく考えです。
 

三井物産の「国境なき科学」計画」学生受入実績

 
  期間 受入人数
第1回 2014年3月10日~20日  8名
第2回 2014年8月18日~29日 11名
第3回 2015年3月9日~20日 12名
第4回 2015年8月10日~21日 15名
第5回 2016年3月7日~18日 13名

三菱グループ(2014年7月28日~8月8日)


     三菱電機、三菱重工、三菱東京UFJ銀行、三菱商事の4社は、2014年7月28日~8月8日の間、国境なき科学制度の留学生20名に対し、インターンシッププログラムを実施した。三菱グループの活動に対する理解を深めるべく、三菱の歴史や企業理念に関する講義を行った他、各社より会社概要、ブラジルでの事業展開に関する説明を行った。また、三菱電機の稲沢・名古屋両製作所、三菱重工の長崎造船所・研究所、三菱東京UFJ銀行のディーリングルームを訪問し、現場視察を通じ日本の先端技術に接する機会を持った。

     最終日、学生が4グループに分かれてプレゼンテーションを実施し、2週間に亘る研修の成果を発表した他、夜には関係各社の他、在京ブラジル大使館、関係省庁、日本学生支援機構の方々と一緒にレセプションを行った。同レセプション中、参加学生20名に対し、修了証を授与した。