令和7年度第二回在外公館長表彰授与式の開催(10月9日)

令和7年10月20日
     10月9日、林大使は大使公邸において、日本文化の普及及び友好親善に特別な貢献をされた3名に対し、令和7年度在外公館長表彰を伝達しました。9日の大使挨拶はこちらです。

(功績概要)
      チアゴ・マンゾーニ氏(ブラジリア連邦直轄区(DF)議会議員)- マンゾーニ氏の提案により、2024年DF議会において、法律第7472号が成立しました。この法律は、ブラジリア中心部であるプラーノ・ピロット地域における通りや広場等の公共空間をDFにとって重要な文化的・社会的・経済的関心事項として位置付けるものです。この法律により、日系ブラジル人が経営する日本食材店やレストラン等が立ち並ぶブラジリア中心部の南414/415通りが「日本通り(Rua Japonesa)」と認定されました。

   
 
     エドゥアルド・プラド氏(ゴイアス州議会議員) - 2021年に、プラド氏の働きかけにより、ゴイアス日伯協会を始めとする日系社会の貢献を称え、ゴイアス州議会にて6月18日を「日本人移住の日」とする州法が制定されました。また、翌2022年には、「ゴイアニア盆踊り」を同州の文化カレンダーに掲載し、毎年8月に開催することを州法に定めるに至りました。さらに、2023年に同氏の発議により、ゴイアス州法にて「ゴイアニア盆踊り」をゴイアス州無形文化遺産に定めることが決定されました。

   
 
     パコ・ブリット氏(DF政府国際関係局長官) - 例年、ブラジリア日本祭りやアニメサミット等の実施に当たり、当館と関係局の橋渡し役として協力し、事業の実現のために大きな役割を果たされています。また、日伯外交関係樹立130周年に当たり、DF政府が所有する映画館、劇場、美術館等の施設を使い、日本文化を広めるための取り組みや日本語バイリンガル校の早期実現に積極的に活動されています。