林大使のサンパウロ州訪問(9月8日~9日)

令和7年9月12日
     9月8日から9日の期間、林大使はサンパウロ州を訪問しました。
     8日午後、サンパウロの邦人特派員等と懇談し、最近の日伯関係等について説明、意見交換を行いました。その後、イビラピエラ公園で開催中の第36回サンパウロ・ビエンナーレを視察し、アントニオ・レッサCEOと意見交換を行いました。サンパウロ・ビエンナーレはヴェネチアのビエンナーレに並び、世界的な評価を得ており、1951年の開会以降70年以上の歴史を有します。日本の芸術家も参加しており、キュレーターを訪日招聘するなど、日本政府も開催に協力しています。


 
     8日夜、9日の日伯経済合同委員会に参加予定の日本経済団体連合会のメンバーである日系企業を対象とした在サンパウロ総領事主催の夕食懇談会に参加しました。


 
     9日、日本経済団体連合会及びブラジル全国産業連盟の共催による民間企業の意見交換の場である日伯経済合同委員会に出席しました。オープニングセッションの挨拶では、国際的な不安定さが増し、グローバル戦略の見直しが迫られる中、両国間で更なる経済協力強化を期待している等について話しました。また、ビジネスニュース系のテレビ(CNBC)の生放送取材にも応じ、最近の日伯経済関係の進展や経済合同委員会について説明しました。


 
     また、同日午前中にブラジルを代表する企業(鉄鉱石等)であるVale社のグスタヴォ・ピメンタ氏(CEO)と面談し、今後の日伯経済協力やグリーン製鉄等について意見交換を行いました。