「広島と長崎の80年:平和文化へのインスピレーション」展開会式の実施(8月5日)

令和7年8月8日
     8月5日(火曜日)、在ブラジル日本大使館は「広島と長崎の80年:平和文化へのインスピレーション」展の開会式をブラジル連邦議会内のサロンネグロにて実施しました。

     開会式では、石垣臨時代理大使が挨拶を行ったほか、ブラジリア在住の被爆者東海林俊恵氏から御自身の被爆体験を含むお言葉をいただきました。来賓の方々の中からは、伯日議連の上院議長であるアミン上院議員、リッピ下院議員、伯外務省のクリーバンク副次官が挨拶を行い、ブラジル議会・政府関係者、各国外交官、日系ブラジル人等、約100名が参加しました。

     今回の展示会では、広島平和文化センターから提供を受けた、「広島長崎原爆写真ポスター」30枚と「サダコと折り鶴ポスター」25枚をポルトガル語に翻訳の上、パネル形式で展示しているほか、ブラジル在住の被爆者、渡辺淳子氏及び小川渡氏のビデオメッセージを放映しています。また、ブラジリアで活動する日系ブラジル人の折り紙アーティスト、チエミ・オカタ氏が作成した、ミリサイズの千羽鶴で形づくられた広島の原爆の子の像をモチーフにした作品を展示しています。

     本展示はブラジリア連邦議会内のサロンネグロで8月15日まで(9時~17時)一般公開されています。