林大使のパラー州訪問(6月18日~6月19日)

令和7年6月26日
     6月18日~19日の間、林大使はパラー州ベレン及びトメアスを訪問しました。
     18日、日系団体代表及びJICAボランティアと懇談し、日系社会間の連携の現状や、活動維持・拡大のための日本政府との今後の協力につき意見を交わしました。
     18日午後、アヂレル・シルヴェイラ/パラー州インフラ・ロジスティクス局長と面会し、日本政府が支援するベレンBRT建設事業の進捗状況を確認しました。また、COP30に向けて会場予定地を視察し、今後の建設計画について説明を受けました。


 
     同日夕方には、越知日伯学園を訪れ、正規教育課程としての日本語教育の現状について議論したほか、児童生徒による歌の発表を見学しました。

     19日、パウロ・テイシェイラ農業開発・家族農業大臣とともにトメアスを訪れ、日系人が中心となって運営するトメアス総合農業協同組合(CAMTA)を視察しました。その後、組合員の農園を見学し、アグロフォレストリーの実態と今後の展望について意見交換を行いました。今回、テイシェイラ大臣はブラジルの現役閣僚として約50年ぶりに同地を訪問しました。

   
 
     19日夜、セルソ・サビーノ観光大臣と夕食を共にし、COP30の機会を生かした観光促進の取り組み等につき意見を交わしました。