林大使のロライマ州公式訪問(2月5日~7日)

令和7年3月6日
     2月5日から7日、林大使は、ロライマ(RR)州を公式訪問しました。
     5日、林大使は、ベネズエラ避難民受け入れ作戦(Operação Acolhida、以下OA)本部を訪問し、エルデル・デ・フレイタス・ブラガOA指令官と意見交換を行いました。


 
     その後、アントニオ・デナリウム/ロライマ州知事及びイラン・ゴンサルベス上院議員(PP-RR)を表敬訪問し、ロライマ州との経済協力、日系社会支援、ベネズエラ避難民支援等、様々な分野における日本とロライマ州とのさらなる関係強化について意見交換を実施しました。

   
 
     また、同日夜には、ロライマ日伯協会(ANIR)を視察し、更にアニエリ・ヒデシマ会長及びエリザベッチ・フクダ元会長らと夕食を共にしながら、ロライマ州の日系人コミュニティにおける活動強化について意見交換を行いました。


 
     6日、林大使は、ベネズエラとの国境にあるパカライマ市に移動し、ブラジルとベネズエラの国境、避難民のためのスクリーニングポストや総合的な支援を行うBV-8センター及びシェルターを視察しました。

   

   
 
     その後ボアビスタ市に戻り、UNHCRが運営するサステナビリティセンター、また先住民用シェルター(Waraotuma a Tuaranoko)を視察しました。

      
 
     また、同日夜は、UNICEFボアビスタ事務所所長、UNHCRボアビスタ事務所所長らと夕食を共にしながら、国連機関によるベネズエラ避難民の支援状況につき意見交換を行いました。


 
     7日、林大使は、様々な分野のトレーニングプログラムの提供等により避難民の移住支援を行う国内移送コーディネーションセンターを視察しました。


 
     その後、ブラジル零細・中小企業支援サービス機関(SEBRAE)ロライマ支所の代表らとベネズエラ避難民支援・日系コミュニティにおける協力について意見交換を行いました。


 
     また、ブラジル北部最大の放送局であるRede Amazônicaボアビスタ支社を訪問し、日本によるベネズエラ避難民支援の状況やロライマ州における日系コミュニティに関するインタビューを受けました。(番組はhttps://globoplay.globo.com/v/13325432/でご覧いただけます。)


 
     今回の林大使によるロライマ州公式訪問は、特にベネズエラ避難民支援における日本の貢献及び日本と同州との協力の重要性を再確認し、同州の日系コミュニティの活性化を確認する重要な機会となりました。