ブラジル連邦共和国における洪水被害に対する緊急援助 -供与物資の引渡し-
令和6年5月28日
5月25日、ブラジリア空軍基地において、ブラジル連邦共和国における洪水被害に対する我が国政府による緊急援助物資(浄水器75個)の引渡式が行われました。
これは、我が国政府が、人道的観点及びブラジル連邦共和国との友好関係に鑑み、被災者の方々を支援すべく国際協力機構(JICA)を通じて緊急援助を行うことを決定したことを受けてのものです。同式典には、日本側から林禎二駐ブラジル大使、青木一誠JICAブラジル事務所次長他、ブラジル側からジョゼ・ソリャ外務省国際協力庁公使、ホビソン・バルデスRS州国際担当補佐官、パウロ・パイン上院議員他が出席しました。同式典では、ソリャ公使、バルデス補佐官、パウロ議員より、日本との伝統的な協力関係や連帯に深い感謝の意が示されたのに対し、林大使より、援助物資は日本とリオ・グランデ・ド・スール州との友好の象徴であり、同物資が被害を受けた方々の役に立つことを希望する旨、述べました。
今回供与された緊急支援物資は、同国政府によりリオ・グランデ・ド・スール州の被災者の方々に届けられる予定です。

被災地への配送のため空軍機への搬入

引渡式の様子


供与された緊急援助物資(イメージ)