林大使のペルナンブコ州訪問(2023年5月25~26日)

令和5年6月9日
     5月25~26日の間、林大使はペルナンブコ州を訪問しました。

     25日午前、林大使は、レシフェ市旧市街に拠点を置く、ポルト・デジタル・マネージメント・センター本社を訪問し、マリアナ・ピンコヴスキー/同副社長から、IT企業集積地を目指す「ポルト・デジタル」に関する説明を受けた後、同副社長と日本企業及び団体との今後の連携可能性につき意見交換しました。続いて、レシフェ市在住の有識者4名と、主に同地政治経済情勢に関し意見交換しました。
     25日午後、林大使は、ハケル・リラ/ペルナンブコ州知事を表敬し、日本と同州との今後の協力方途につき意見交換しました。さらに、ペルナンブコ連邦大学のケイゾー・アサミ免疫病理学研究所(iLIKA)を訪問し、35年間にわたる日伯協力の様々なプロジェクトを通じ供与された医療機器が活用されている現場を視察しました。続いて、林大使は、南米で最も長い歴史をもつ新聞というディアリオ・デ・ペルナンブコ紙本社を訪問し、伯北東部の視点を交えつつ最近の日伯関係についてインタビューを受けました。掲載記事はこちら を参照ください。また、イワタ・ケンイチ・ジュニオール/レシフェ日本文化協会会長をはじめ、レシフェ市を拠点とする日系人リーダー6名と、同地におけるさらなる連携につき意見交換しました。

     26日午前、林大使は、ペトロリーナ市へ移動し、同市にアセロラ加工製品工場を構えるニアグロ社(ニチレイブラジル農産有限会社)を訪問し、同社事業概要につき説明を受け、同社工場内を視察しました。ニアグロ社は30年以上事業を行ってきており、地元経済に貢献しています。
     26日午後、林大使は、ブラジル日本文化福祉協会農業関連交流会(Bunkyo Rural)の訪問団一行に同行し、サンフランシスコ河・パルナイーバ開発公社(CODEVASF)の灌漑管理施設及び藤山農場(花卉栽培業)を訪問しました。また、その夜には、ジュアゼイロ市に所在するサンフランシスコ河中流域日伯文化体育協会(ACENIBRA)の会館にて開催された、第16回Bunkyo Rural開会式に出席し、多くの参加者と懇談しました。

ポルト・デジタル・マネージメント・センター本社への訪問

レシフェ市在住有識者との政治経済情勢に関する意見交換

   
ハケル・リラ/ペルナンブコ州知事への表敬訪問

   
ペルナンブコ連邦大学ケイゾー・アサミ免疫病理学研究所(iLIKA)訪問

ディアリオ・デ・ペルナンブコ紙本社訪問

レシフェ市を拠点とする日系人リーダーとの意見交換

ニアグロ社(ニチレイブラジル農産有限会社)訪問

   
第16回Bunkyo Rural開会式への出席