林大使のサンパウロ州訪問(2023年2月1~3日)

令和5年4月14日
     林大使は、2月1日から2月3日の間、サンパウロ州を訪問しました。

     2月1日、林大使はジャパン・ハウス サンパウロ(JHSP)にて、エリック・クルッグJHSP館長と同館の活動、大使館との連携等について意見交換しました。

     2日、林大使は、ブラジル各地の日系商工会議所が参加した官民合同会議に出席し、日伯経済関係の課題等について意見交換しました。その後、リベルダージ友好会の会合に出席し、日系人の会員の方々と親睦を深めました。
     午後には、JICA日系社会海外協力隊として新たに着任した14名のボランティア隊員と懇談を行い、激励しました。その後、サンパウロ郊外のモジ・ダス・クルーゼス市に赴き、同市文化協会を訪問、ツダ会長、アベ元連邦下院議員、ヤマガミ同市副市長ほか関係者から歓迎を受けました。
     夕方には、バドミントンが盛んな同市のイタペチ農事文化協会を訪問し、日本バドミントン協会から贈られたラケットの寄贈式を行いました。学生時代にバドミントンをしていた林大使は、久しぶりに同協会の若者とプレーも楽しみました。
     林大使は、同夜にはサンパウロ市内に戻り、ブラジル日本文化福祉協会(文協)にて、前夜(1日)に急逝した故マルセロ・ヒデシマ文協第三副会長の通夜に出席し、故人の家族や石川文協会長に心から哀悼の意を表しました。

     3日朝、林大使は、日本の農林水産省主催の日伯食品・農業合同セミナーに出席し、挨拶を行った後、ブラジル日本都道府県人会連合会(県連)を訪問し、県連および徳島県人会への激励のため、徳島県出身である水墨画家矢形嵐水氏の阿波踊りをテーマとした水墨画の掛け軸を寄贈しました。
     その後、林大使は大竹富江インスティテュート(Instituto Tomie Ohtake)を往訪し、リカルド・オオタケ同館長と今後の協力について意見交換を行いました。大竹富江氏は、日本からブラジルに帰化した著名な現代芸術家です。
     午後には、林大使はタルシジオ・デ・フレイタス・サンパウロ州知事と懇談し、同州政府の日系社会、日系企業、JICAの活動等への支援に謝意を表するとともに、同州と日本との今後の更なる関係強化等について意見交換をしました。

   
        JICA日系社会海外協力隊新着任者との懇談                    日本バドミントン協会から贈られたラケットの寄贈式

   
    モジ・ダス・クルーゼス市文化協会訪問                          徳島県人会へ水墨画(矢形嵐水氏作)の寄贈

   
                        大竹富江インスティテュート訪問                  タルシジオ・デ・フレイタス・サンパウロ州知事との意見交換