代田文書記官の「グアテマラ国 地域警察プロジェクト」研修講師派遣
令和5年3月23日
代田文書記官が、グアテマラ国で開催されたJICA技術協力(日・伯・中米三角協力)「地域警察プロジェクト」研修講師として派遣されました。2月28日から3月4日、世界遺産都市の古都アンティグア市で開催された同国国家文民警察主催の幹部セミナーでは、我が国における「地域警察の理念」「地域警察の基本業務」「警察と住民との連携・協働」について講演を行ったほか、参加者との意見交換や討議、アドバイス等も行いました。


研修には、同じく講師としてサンパウロ州軍警察官とホンジュラス国家警察官が参加しており、グアテマラを含めた4か国で情報交換や交流を深める機会となりました。

代田書記官は、グアテマラ市と隣接するチナウトラ市の警察施設(交番、分署)の活動を視察、巡回連絡に同行して業務指導をしたり地域住民との情報交換会や街の浄化活動にも参加しました。市民からは「地域警察のおかげで治安が改善した」、「以前と異なり警察官が笑顔で話しかけてくれて身近に感じる」等の声が聞かれる等、地域警察プロジェクトが非常に望ましい形で警察と住民の交流に寄与していることが確認されました。


国家文民警察本部内にある警察博物館には、日本やブラジル等5か国の警察官の制服が展示されることになり、警察長官も出席した式典が盛大に開催されました。

代田書記官には、日本、グアテマラ、ブラジル3か国の国旗があしらわれた国家文民警察のバッジとJICA、ブラジル協力庁(ABC)からの証書が授与されました。












