林大使のマナウス市公式訪問(2022年7月20~22日)
令和4年7月27日
7月20~22日の間、林大使はマナウス市を訪問しました。20日、林大使は、日本人アマゾン入植50周年事業として1979年に建立された移住先没者慰霊碑を訪問し献花しました。また、マルコス・アポロ・ムニス/アマゾナス州文化局長の案内のもと、アマゾナス劇場を視察し、日本とのこれまでの協力関係に関し説明を受けました。
午後には、アウガシール・アントニオ・ポウシン/マナウス・フリーゾーン監督庁(SUFRAMA)長官を訪問し、マナウス市における日本企業の活動、同フリーゾーンによるアマゾナス州の環境保全への貢献、税制恩典の今後の見通し等につき意見交換を行いました。その後、伯アマゾン先住民団体調整組織(COIAB)を訪問し、ナラ・バレー代表をはじめとした関係者より、先住民の土地、健康、教育、文化、権利の擁護を目的とした同組織の活動状況を聴取すると共に、先住民を取り巻く課題等に関し意見交換を行いました。
夜には、西部アマゾン日伯協会を訪問し、服部同協会会長、錦戸前会長など同協会幹部と懇談した後、2019年度に草の根文化無償資金協力「西部アマゾン日伯協会日本語教育施設増強計画」により増設された4つの日本語教室及び図書室等の同協会施設を視察しました。続いて、荻野在マナウス総領事公邸にて、同地の日系代表者等と共に、日伯協会の活動、マナウスの日本語教育などについて懇談しました。
移住先没者慰霊碑献花 アマゾナス劇場視察

マナウス・フリーゾーン監督庁長官表敬 伯アマゾン先住民団体調整組織訪問

西部アマゾン日伯協会訪問
21日、林大使は、環境教育、植樹活動及び大学・研究機関との協力等を通じた社会貢献事業を実施する非営利団体である創価インスティトゥート・アマゾニアを訪問し、エジソン・アキラ・サトウ同インスティトゥート所長等から同組織の活動に関する説明を受けるとともに、記念植樹を行いました。その後、モトホンダ社を訪問し、ジュリオ・コガ副社長及び井上一幸アシスタント・ディレクターより、マナウス・フリーゾーンを代表する同社の活動状況に関する説明を受けた後、同社工場を視察しました。続いて、ダヴィジ・アウメイダ/マナウス市長を表敬訪問し、マナウス市における日本企業の活躍及び環境保全への貢献、当地日系社会の活動等につき意見交換を行いました。また、マナウスで活躍する有力若手日系人と共に、当地若手日系人グループである日系友好会の活動等について懇談しました。
午後には、国立アマゾン研究所(INPA)を訪問し、アントニア・マリア・ハモス・ペレイラ所長より、同研究所の目的や、日本との長い協力の歴史、これからの重点分野等に関し説明を受けました。その後、セルジオ・フォンセカ・ギマラエス所長室長をはじめとした関係者の案内のもと、「“フィールドミュージアム”構想によるアマゾンの生物多様性保全プロジェクト」の一環で改修及び新設した「科学の家」並びに「マナティー水槽浄化装置」を視察しました。
続いて、ジジャウマ・ダ・クーニャ・バチスタ/日本語バイリンガル州立中学・高校を訪問し、同校の元校長であるオルランド・モウラ・州教育局第二学区調整官より、同校のバイリンガル教育に関する説明を受けました。また、草の根文化無償資金協力により設置された日本語教室をはじめとした同校の設備を視察し、生徒による日本語での歌の発表及び日本語の授業及びバイリンガルによる数学の授業を見学しました。
その後、REDE AMAZONICA (TVグローボ系列)によるインタビューに対応し、日アマゾナス関係、環境問題に関する日本政府の考え等に関する質問に適宜応答しました(インタビュー動画はこちら:https://globoplay.globo.com/v/10782602/)。
夜には、同地の日系企業代表者等と共に、当地進出日本企業を巡るビジネス環境などについて意見交換を行いました。

創価インスティトゥート訪問 モトホンダ社訪問

マナウス市長表敬 若手日系人との懇談

国立アマゾン研究所(INPA)訪問

ジジャウマ・ダ・クーニャ・バチスタ/バイリンガル州立中学・高校訪問
22日、林大使は、アマゾン博物館(MUSA)を訪問し、アマゾン基金の支援を受けて建設された高さ42mの観測塔、同地から出土した古代生物の化石の展示等を視察し、フィリッポ・スタンパノーニ・バッシ副代表等からアマゾン地域のバイオーム等に関する説明を受けました。
その後、アマゾナス州環境保護院(IPAAM)を訪問し、アンドレ・シュヴァス・法務部長及びジョゼ・ルイス・ナシメント/ジオプロセッシング・マネージャーより、環境関連の許認可、取締り、監視を中心とする同機関の活動概要に関し説明を受けた後、アマゾナス州内の違法森林伐採や野焼きを監視するアマゾナス州保護地域環境モニタリングセンターを視察しました。
午後には、アウガシール・アントニオ・ポウシン/マナウス・フリーゾーン監督庁(SUFRAMA)長官を訪問し、マナウス市における日本企業の活動、同フリーゾーンによるアマゾナス州の環境保全への貢献、税制恩典の今後の見通し等につき意見交換を行いました。その後、伯アマゾン先住民団体調整組織(COIAB)を訪問し、ナラ・バレー代表をはじめとした関係者より、先住民の土地、健康、教育、文化、権利の擁護を目的とした同組織の活動状況を聴取すると共に、先住民を取り巻く課題等に関し意見交換を行いました。
夜には、西部アマゾン日伯協会を訪問し、服部同協会会長、錦戸前会長など同協会幹部と懇談した後、2019年度に草の根文化無償資金協力「西部アマゾン日伯協会日本語教育施設増強計画」により増設された4つの日本語教室及び図書室等の同協会施設を視察しました。続いて、荻野在マナウス総領事公邸にて、同地の日系代表者等と共に、日伯協会の活動、マナウスの日本語教育などについて懇談しました。


移住先没者慰霊碑献花 アマゾナス劇場視察


マナウス・フリーゾーン監督庁長官表敬 伯アマゾン先住民団体調整組織訪問

西部アマゾン日伯協会訪問
21日、林大使は、環境教育、植樹活動及び大学・研究機関との協力等を通じた社会貢献事業を実施する非営利団体である創価インスティトゥート・アマゾニアを訪問し、エジソン・アキラ・サトウ同インスティトゥート所長等から同組織の活動に関する説明を受けるとともに、記念植樹を行いました。その後、モトホンダ社を訪問し、ジュリオ・コガ副社長及び井上一幸アシスタント・ディレクターより、マナウス・フリーゾーンを代表する同社の活動状況に関する説明を受けた後、同社工場を視察しました。続いて、ダヴィジ・アウメイダ/マナウス市長を表敬訪問し、マナウス市における日本企業の活躍及び環境保全への貢献、当地日系社会の活動等につき意見交換を行いました。また、マナウスで活躍する有力若手日系人と共に、当地若手日系人グループである日系友好会の活動等について懇談しました。
午後には、国立アマゾン研究所(INPA)を訪問し、アントニア・マリア・ハモス・ペレイラ所長より、同研究所の目的や、日本との長い協力の歴史、これからの重点分野等に関し説明を受けました。その後、セルジオ・フォンセカ・ギマラエス所長室長をはじめとした関係者の案内のもと、「“フィールドミュージアム”構想によるアマゾンの生物多様性保全プロジェクト」の一環で改修及び新設した「科学の家」並びに「マナティー水槽浄化装置」を視察しました。
続いて、ジジャウマ・ダ・クーニャ・バチスタ/日本語バイリンガル州立中学・高校を訪問し、同校の元校長であるオルランド・モウラ・州教育局第二学区調整官より、同校のバイリンガル教育に関する説明を受けました。また、草の根文化無償資金協力により設置された日本語教室をはじめとした同校の設備を視察し、生徒による日本語での歌の発表及び日本語の授業及びバイリンガルによる数学の授業を見学しました。
その後、REDE AMAZONICA (TVグローボ系列)によるインタビューに対応し、日アマゾナス関係、環境問題に関する日本政府の考え等に関する質問に適宜応答しました(インタビュー動画はこちら:https://globoplay.globo.com/v/10782602/)。
夜には、同地の日系企業代表者等と共に、当地進出日本企業を巡るビジネス環境などについて意見交換を行いました。


創価インスティトゥート訪問 モトホンダ社訪問


マナウス市長表敬 若手日系人との懇談


国立アマゾン研究所(INPA)訪問


ジジャウマ・ダ・クーニャ・バチスタ/バイリンガル州立中学・高校訪問
22日、林大使は、アマゾン博物館(MUSA)を訪問し、アマゾン基金の支援を受けて建設された高さ42mの観測塔、同地から出土した古代生物の化石の展示等を視察し、フィリッポ・スタンパノーニ・バッシ副代表等からアマゾン地域のバイオーム等に関する説明を受けました。
その後、アマゾナス州環境保護院(IPAAM)を訪問し、アンドレ・シュヴァス・法務部長及びジョゼ・ルイス・ナシメント/ジオプロセッシング・マネージャーより、環境関連の許認可、取締り、監視を中心とする同機関の活動概要に関し説明を受けた後、アマゾナス州内の違法森林伐採や野焼きを監視するアマゾナス州保護地域環境モニタリングセンターを視察しました。


アマゾナス州環境保護院(IPAAM)訪問