令和元年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「連邦区パーク・ウェイ地区多目的施設改修計画」引渡式

令和3年10月5日
 令和3年9月30日(木)、日本政府が令和元年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件として支援した「連邦区パーク・ウェイ地区多目的施設改修計画」の引渡式が実施されました。
 
 本案件は、1958年の創立以来、地域の高齢者の健康増進や住民の相互の支え合いによる共助の取り組みの場作り等に貢献してきたヴァルジェンボニータ日伯体育文化協会との間で、2019年9月に無償資金協力(供与限度額74,263米ドル)に関する書簡の交換が行われたものです。より多くの人々が安全に安心して活動に取り組むために、協会が有する多目的施設への障害者スロープ設置や野球場へのフェンス設置といった整備が行われました。
 
 我が方からは山田彰駐ブラジル大使及びクリストヴァオン書記官が参加し、被供与団体であるヴァルジェンボニータ日伯体育文化協会のニホ会長と共に、施設が整備された様子を見学しました。
 
 日本政府として、本案件が日系社会の活動拡大に貢献し、ブラジルにおける社会サービス向上の一助となると共に、本案件を通じてブラジルと日本との友好の絆が一層強化されること、また今後もヴァルジェンボニータ伯文化体育協会が、連邦区パーク・ウェイ地区における日系団体のパイオニアとして、スポーツ教室など様々な活動を通じて地域の活性化、人々の生活向上に繋がる活動を継続・推進していくことを祈念しております。
 
山田大使による挨拶
ヴァルジェンボニータ日伯体育文化協会のニホ会長による挨拶
プレートの前にて
多目的ホール(整備後)
バスケットコート(整備後)
野球場(整備後)
公園(整備後)
多目的ホール(整備前)
バスケットコート(整備前)

野球場(整備前)
公園(整備前)