山田大使のマット・グロッソ・ド・スール州公式訪問（2021年8月31日～9月2日）

     8月31日から9月2日の間、山田大使はマット・グロッソ・ド・スール州を訪問しました。9月1日、山田大使は、ドン・ボスコ文化博物館を訪問し、ロンクイゼン館長による案内の下、同博物館を視察しました。続いて、カンポ・グランデ日伯体育文化協会を訪問し、移民先駆者慰霊碑への献花及び秋篠宮同妃両殿下ご訪問記念碑を視察した後、カンポ・グランデ日伯体育文化協会の代表者をはじめ、同州各地から参集した各日系団体の代表者との意見交換を実施しました。
     午後には、カンポ・グランデ沖縄県人会館を訪問し、エドゥアルド・カナシロ同会館会長の案内の下、同会館を視察しました。また、トラッジ・カンポ・グランデ市長を表敬し、同市の日系社会等に関し意見交換を行いました。続いて、アザンブージャ同州知事を表敬し、同州の日系社会、経済、環境等の分野にわたり意見交換を行いました。
     夜にはカンポ・グランデ日伯体育文化協会の市街地に所在する施設を訪問し、体育館での卓球及びフットサルの練習風景、併設されたビスコンデ・デ・カイル学園の外観を視察しました。その後、セントラル・マーケットを訪問し、沖縄そばモニュメントをはじめとした同マーケットの設備を視察しました。また当日開催された魚フェスティバルの予告イベントに参加し、同イベントでは、アペル同マーケット協会会長同席のもと、魚料理及び同市が無形文化遺産に指定した沖縄そばが振舞われました。
     9月2日、山田大使は、カンポ・グランデ市観光局による案内のもと、カンポ・グランデ市内を視察しました。バスで市内各所を周回し、ハジオ・クルービ広場に設置された五重塔を模ったモニュメント及び日本人移民70周年記念碑を視察しました。また、カンポ・グランデ野球協会の野球場を視察し、オタシリオ・サカイ同協会会長をはじめとした代表者と意見交換を実施した。