黄熱について

2021/4/8

 黄熱は、特別な治療法はありませんが、黄熱ワクチンの接種により予防可能です。黄熱予防接種証明書(イエローカード)の有効期間は、2016年7月11日以降、生涯有効となっています(WHOの勧告に基づく)。イエローカードは接種10日後から有効となりますので、ブラジルへの渡航を計画されている方は、日数に余裕をもった接種を推奨します。
 現在ブラジル政府は、入国時にイエローカードの提示を義務化していませんが、変更される可能性もございますので、渡航前に最寄りのブラジル国公館(在東京ブラジル総領事館等)へご確認ください。
 また、ブラジル出入国時における提示が不要でも乗り継ぎ地で提示を求められる場合がありますので渡航に際しては乗り継ぎ地等の情報を入手することをおすすめいたします。

 黄熱については、以下の厚生労働省及び厚生労働省検疫所のホームページもあわせてご参照ください。
【参考】
厚生労働省:http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000124572.html
厚生労働省検疫所:http://www.forth.go.jp/useful/yellowfever.html


1 感染経路
黄熱は、ヒトからヒトへ感染することはありません。黄熱ウイルスに感染した蚊(ネッタイシマカ等)に刺されることでかかる全身性の感染症です。アフリカ(主に中央部)と南アメリカ(主にアマゾン地域)等で感染者が報告されています。黄熱はウイルスをもった蚊に刺されることで感染することから、現地では、長袖・長ズボンを着用し、定期的に蚊の忌避剤を使用するなど蚊に刺されないための対策を講じてください。


2 症状
通常3~6日の潜伏期間の後、発熱、頭痛、筋肉痛、嘔吐などの症状を示します。感染しても症状がないか、軽い症状のみで終わる場合もありますが、症状を呈した患者のうち15%が重症になり、黄疸、出血傾向を来たし、重症になった患者の致死率は20~50%に達すると言われています。