山田大使とOUI Inc.及びAMDAFとの意見交換

2021/3/3
     2月12日,山田大使と岡本医務官は,「OUI Inc.」 (慶応大学の眼科医が起業したベンチャー企業)及び、「AMDAF」(Associação Médicos da Floresta:ブラジルの日系人によって運営され保健分野等での支援に従事するNGO)とのウェブ会議に参加したところ、概要は以下のとおりです。

1.OUI Inc.とスマート・アイ・カメラ(SEC)について
(1)OUI Inc.の製品である「スマート・アイ・カメラ(SEC)」は、現役眼科医が診療現場で感じた課題解決のために発案し、ゼロから開発を行った装置である。携帯電話に装着して使用することにより、患者の眼を遠隔地からでも診察することが出来る。SECの汎用によって、2025年までに世界の失明を50%以上減らすことを目標にしており、既にマラウイ、ベトナム等でも実際に使用されて、成果をあげている。(OUI Inc.(清水医師)による説明)

2.AMDAF (Associação Médicos da Floresta)の活動について
(1)AMDAFは、貧しい住民の生活の質を健康、インフラ、教育面からサポートしている。アマゾナス州の先住民に対しては、眼科診療や歯科治療などを提供している。
(2)2016年に団体を設立し、2017年から活動を開始。2019年には伯保健省と協議を行い、2020年には、伯政府・民間との共同プロジェクトを実施している。
(3)SECについては、たとえば、ブラジルの先住民の医療では、診察を受けるためには、患者が船等を使用して適切な診療所等に訪問する必要があるが、この機器を使用すれば大きなサポートになるであろう。