新型コロナウイルス感染症に対する医療機材支援プロジェクトの開始およびアマゾン森林火災に対する消火活動物資支援プロジェクトの物資供与に係る記念式典を実施しました

令和2年11月4日
 ブラジルにおける新型コロナウイルス感染症に対して、日本政府は、ブラジルの保健・医療体制の強化に寄与するため、医療機材の支援を実施することを決定しました。
 また、ブラジルで発生しているアマゾン森林火災に対して、日本政府は、消火活動への協力のため、消火活動物資の支援を実施しており、物資が現場に届きつつあります。
 
 これらを受け、10月29日(木)11時より、ブラジル外務省(イタマラチ宮)にて、ブラジル側からサルキス外務省貿易経済担当副次官をはじめ、関係省庁、機関等の代表が出席し、日本側からは山田彰駐ブラジル大使が出席し、記念式典を実施しました。
 
 また、式典後、アラウージョ外務大臣が山田大使を招致し、日本のブラジルに対する協力について感謝するとともに、二国間関係及び国際場裏における協力をますます増進していきたいとの意思を表明しました。
 
 これらの協力は、ブラジルと日本の友好協力関係に鑑み実施され、日本政府は、新型コロナウイルス感染症に対し、保健・医療体制の強化に寄与し、感染対策と経済活動を両立させた、新しい日常の創造を力強く応援していきます。また、アマゾンの森林については、本消火活動への協力に加えて、違法伐採対策を含む森林消失の根本原因への対処が必要であり、中長期的な観点から、アマゾン地域の森林保全と両立した持続可能な開発に資する協力を行っており、これからも協力を進めていきます。
 
 各プロジェクトの詳細はこちらをご参照ください。
 山田大使の挨拶文はこちらをご参照ください。
 
 
式典会場 イタマラチ宮、 Sala dos Tratados



出席者の様子

 
 
サルキス伯外務省貿易経済担当副次官挨拶 

          
 
山田大使挨拶

 

サルキス副次官と山田大使による署名     


 
ヴァレンズエラUNOPSブラジル事務所代表と山田大使による署名