令和元年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「連邦区パーク・ウェイ地区多目的施設改修計画」署名式

令和元年10月1日
     令和元年(2019年)9月30日、草の根・人間の安全保障無償資金協力による「連邦区パーク・ウェイ地区多目的施設改修計画」(供与限度額額 74,263米ドル)署名式がヴァルジェンボニータ日伯文化体育協会にて行われました。山田大使とエジソン・清仁・上間 ヴァルジェンボニータ日伯文化体育協会会長が署名を行いました。

     被供与団体であるヴァルジェンボニータ日伯文化体育協会は,1958年に設立され,創立以来約60年にわたり,連邦区パーク・ウェイ地区における日系団体のパイオニアとして,地域の高齢者の福祉および青少年の育成のため住民の共助の取り組みの場を設けています。具体的な活動として,ゲートボール,野球,フットサルなど,様々な健康増進のための教室,大会を開催しているほか,日本祭りなどのイベントの開催などを実施しています。

     このたび日本政府は,同協会より,より多くの人が,安全で安心して活動できるように,老朽化した多目的施設の改修の要望を受けました。具体的には,建物内部のセミナールーム整備,手洗い所などの改修,出入り口の補強や野外運動場のフェンスの設置による,安全面強化のための支援要請を受けました。日本政府は,この要請に基づき,同施設の改修費用として,$74,263ドルを支援することを決定しました。

     同施設の改修により,さらに多くの活動を行うことが可能となり,地域の活性化と人々の生活の質の向上に貢献することが期待されます。
 

大使スピーチ
 

署名の様子
 

署名完了
 

集合写真
 

琉球太鼓の演武

日本語学校学生によるデモンストレーション