ベネズエラ避難民・移民人道支援に関する無償資金協力署名式

令和元年(2019年)6月6日、ブラジリア市内の国連事務所において、山田大使及び、ジョゼ・エガス国際連合難民高等弁務所ブラジル所長(Mr. Jose Egas, Representative of UNHCR in Brasil)との間で、無償資金協力「ベネズエラ避難民・移民人道支援計画」(供与限度額4.17億円・約368万米ドル)に関する書簡の交換が行われました。

ベネズエラの情勢の悪化により,ベネズエラと国境を接するブラジル北部のロライマ州への難民・移民の数は2017年以降急増しています。ブラジル連邦警察の統計によれば、2017年から2019年4月までに約10万人の難民申請者と7万人の一時滞在申請者がおり、その多くの人々が今もなお厳しい環境下での生活を余儀なくされています。

日本の本件協力によって、ロライマ州、アマゾナス州及び、パラ州で、ベネズエラ難民・移民のブラジルにおける入国時登録,保健医療,児童保護等に関する体制の整備及び,受入れ地域住民に対する総合的な支援を実施することが可能になります。さらに、同難民・移民のブラジル社会における生活を支援するとともに,受け入れ地域のブラジル人の安全確保を図り,同国の人間の安全保障の確保及び同国との互恵的協力関係の促進に寄与することが期待されます。

山田大使は「本プロジェクトの実施によって、ベネズエラ避難民・移民らのブラジル社会における生活を支援し,ブラジル人コミュニティの社会開発にも貢献することを期待しております。そして、ベネズエラ避難民・移民及びブラジル国民の生活向上の助けとなり、ブラジルと日本との友好がこれまで以上に強化されることを祈念しています。」と述べました。

 
 
山田大使スピーチ   ファビアンシック現地国連代表スピーチ
 
ブラジル大統領府ソコロ補佐官のスピーチ   署名の様子(右山田大使左エガス国際連合難民高等弁務所ブラジル所長)
 
書簡の交換   山田大使・現地国際機関代表団・ブラジル政府関係者との記念撮影



外務省本省によるプレスリリースはこちらからご覧ください