山田大使の円借款案件「ベレン都市圏幹線バスシステム計画」事業の工事署名式への出席
平成30年12月20日
平成30年12月7日、パラー州知事官邸において、円借款案件「ベレン都市圏幹線バスシステム計画」事業の工事署名式が開催されました。山田大使は来賓としてスピーチを行い、シモン・ジャテーネパラー州知事、クレベール・メネジス州交通局長、セザール・メイラ州都市圏交通管理局長、斉藤JICAブラジル事務所長他が出席しました。
ベレンの都市交通に対する日本政府の協力は、1989年の都市交通計画調査を皮切りに約30年続けてきました。その成果をもとに、2011年には日本・ブラジル両国政府間で「ベレン都市圏幹線バスシステム計画」に関する交換公文が交わされ、日本政府はJICAを通じてパラー州政府に、約164億1,100万円)(約5億6,000万レアル)の低利の譲許的な円借款を供与することとなり、本件借款を利用した工事の最初の発注書への署名が行われました。
山田大使より、「日本政府とブラジル政府、パラー州政府は長年にわたり本事業に取り組んできましたが、工事の実施開始に長い年月がかかってしまいました。今後は、事業が計画通りに進捗し、より良い公共交通サービスを速やかに提供できるようになることを期待しています。」と述べ、これに対し、ジャテーネパラー州知事より、「日本政府が忍耐強く、また州政府との連帯感をもって支援を継続してきた結果として、州政府の一員として80年代末から関与してきた本件に関し、今日を迎えることができた。コントラクターは企業の責任において資金を適切に使用することを期待する。今後は新政権のもとで事業が行われるが、成功を心より願っている。」旨述べました。
ベレンの都市交通に対する日本政府の協力は、1989年の都市交通計画調査を皮切りに約30年続けてきました。その成果をもとに、2011年には日本・ブラジル両国政府間で「ベレン都市圏幹線バスシステム計画」に関する交換公文が交わされ、日本政府はJICAを通じてパラー州政府に、約164億1,100万円)(約5億6,000万レアル)の低利の譲許的な円借款を供与することとなり、本件借款を利用した工事の最初の発注書への署名が行われました。
山田大使より、「日本政府とブラジル政府、パラー州政府は長年にわたり本事業に取り組んできましたが、工事の実施開始に長い年月がかかってしまいました。今後は、事業が計画通りに進捗し、より良い公共交通サービスを速やかに提供できるようになることを期待しています。」と述べ、これに対し、ジャテーネパラー州知事より、「日本政府が忍耐強く、また州政府との連帯感をもって支援を継続してきた結果として、州政府の一員として80年代末から関与してきた本件に関し、今日を迎えることができた。コントラクターは企業の責任において資金を適切に使用することを期待する。今後は新政権のもとで事業が行われるが、成功を心より願っている。」旨述べました。
![]() ジャテーネパラー州知事と山田大使 |
![]() 署名式集合写真 |
![]() 山田大使スピーチ |
![]() 署名の様子 |
![]() インタビューの様子 |
![]() 州知事との懇談 |