平成29年度官民合同会議の開催

平成29年12月15日
     12月14日、サンパウロ市ジャパン・ハウスにおいて、平成29年度官民合同会議が開催されました。

     今回の官民合同会議では、日本商工会議所、ブラジル日本商工会議所、アマゾナス日系商工会議所、南伯日本商工会議所、パラナ日伯商工会議所及びリオデジャネイロ日本商工会議所の各代表と、外務省の中南米局及び在ブラジル日本国大使館を始めとする在伯8公館並びにJICA、JBIC及びJETROの各代表、合わせて約50名が参加し、国側と民間側それぞれにおける最近の活動状況について報告を行うとともに、ビジネス環境整備、AGIR活動、日本産農林水産物輸出・食品の輸出促進等に関して、活発な意見交換を行いました。

     在ブラジル日本国大使館からは山田大使が出席し、開会の挨拶において、今年参加した日伯経済合同委員会、貿易投資促進・産業協力合同委員会、インフラ協力会合といった会合での日本の経済界、ブラジルの商工会議所による活発な活動について高く評価するとともに、来年開催予定の日伯賢人会議、日伯経済合同委員会及び日伯貿易投資促進・産業協力合同委員会並びに、インフラ協力会合などの次回会合に向けて、ブラジル側と協議を進めていくことや、今後とも引き続き、民間レベル、政府レベルでの経済対話を積み重ね、ブラジルの経済制度の改革を進展させるため、官民一体となって、粘り強い働きかけを継続することが重要である旨を述べました。

     今般の会議が、ブラジルにおける経済制度の改革の一層の増進につながっていくことが期待されます。