山田彰大使によるブラジル外務次官に対する信任状写しの提出

平成29年8月17日
     8月16日、山田彰大使は外務省に旧知の仲であるガルヴァオン外務次官を訪問し、信任状写し及び佐藤前大使の解任状写しを手渡した上で会談を行いました。

     この会談は、15日に着任した山田大使による、ブラジルにおける最初の外交活動です。

     会談では、山田大使は、日ブラジル両国間の「戦略的グローバル・パートナーシップ」、安倍総理のリオ五輪閉会式参加(昨年8月)、テメル大統領の日本公式訪問(同10月)、同大統領と麻生副総理の出席を得たジャパンハウス開館式(本年4月)などに言及しつつ、伝統的に友好的な日ブラジル関係の一層の推進のために全力を尽くす所存である旨述べました。

     また、山田大使は、駐ブラジル大使として、特に、経済・ビジネス関係の推進、明年の日本人によるブラジル移住110周年、国際場裡での協力、積極的な対外発信を重視したいと述べました。

     これに対して、ガルヴァオン外務次官は、ブラジルが日本に高い優先度を置いていることを明確に申し上げる旨、両国が関係を発展させていくためにモメンタムを保っていきたい旨、両国が一層の協力関係を発展させる良い基盤があると信じている旨述べました。