日伯政治経済セミナー

2015/9/17
8月28日,リオデジャネイロのリオ州工業連盟(FIRJAN)において,同連盟主催の日伯政治経済セミナーが行われました。同セミナーでは,リオ州の企業や大学の関係者等約120名の参加者を前に,グラッサ・リマ・ブラジル外務省副次官,矢島浩一国際協力銀行(JBIC) 副総裁及び堀坂浩太郎上智大学名誉教授が,それぞれの専門分野における豊富な経験を基に講演をされました。

グラッサ・リマ副次官は,日本はブラジルにとり,アジア諸国の中で最も伝統的なパートナーであるとした上で,最近の両国間の要人往来を歓迎する一方,ブラジルから日本への輸出が鉄鉱石,大豆等のコモディティが中心であり,いかに付加価値を高めるかが課題との認識を示しました。

矢島JBIC副総裁は,数々の日伯経済協力案件を紹介すると同時に,ブラジルが海外からの投資を引きつけるためには,いわゆる「ブラジルコスト」の改善が重要との見解を述べました。

堀坂名誉教授は,ブラジルは,経済的・政治的危機に直面しているが,必ずこの危機を乗り越えられると述べたほか,民主主義など基本的な価値観を共有する日伯両国は,今後ますます互いの経験から学ぶべきことが増えるとの認識を示しました。

これらの講演に先立つ開会挨拶において,梅田大使は,日本にとってのブラジルの重要性などについて述べました。同開会挨拶の全文はこちらを参照ください。