8.その他

(1) IBGE ブラジル国立地理統計院の2004年度の統計(2005年12月発表)

(2)ブラジル保健省作成ブラジルの感染症2005年度版より(保健省 HP )

(3)輸血の検査項目

(4)2005年度に報道された主な感染症

(5)2006年に比較的大きく報道された感染症(6月15日現在)

 

(1) IBGE ブラジル国立地理統計院の2004年度の統計(2005年12月発表)

A. 平均寿命  71,7才 国連統計で世界82位。

B .小児死亡率 国連統計で99位。

C. 女性の平均寿命が男性より7,6才長い。男性の青年の事故・殺人などの死亡の割合が高い。

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(2)ブラジル保健省作成ブラジルの感染症2005年度版より(保健省 HP )

A.減少傾向の感染症

イ.シャーガス病

1970年代までは、毎年10万人単位の新規患者が出ていた。現在は発生率0,13%

ロ.狂犬病

 ここ10年間哺乳類での発生件数は増加している。

ハ.ハンセン病

1985 年の新患者数は10000人に1 6 , 4 人、 2003 年 2 , 77 人。

ニ.オンコセルカ

ホライマ州に限局。

ホ.フィラリア

 北東部に限局。

ヘ.ペスト

 北東部に限局。

ト.その他

ジフテリア、百日咳、破傷風、チフス等。

B.増減傾向のない感染症

イ.マラリア

アマゾンに多い。2003年新規患者410.475人。

ロ.結核

 毎年の新規患者数平均して85.000人。

ハ.髄膜炎

 2003年2.923人。

髄膜炎菌性髄膜炎の予防接種を行ってから、減少傾向。

ニ.内臓リーシュマニア症

以前は90%が北東部で発症していたが、人口の移動により他地域での発生も増加してきている。

ホ.皮膚リーシュマニア症

2003年発見率は22.9人 / 10万人。ブラジルの 2,302 都市で発生。

ヘ.黄熱病

1999年ゴイヤス州、2001年、2003年ミナスジェライス州で流行。

2003年は23人死亡。

1993年から2003年に176.626.490本の予防接種が行われた。

1999年ー2003年予防接種による死亡5名、重症4名。

ト.ウィルス性肝炎

A 型 新規患者 130人 / 100.000人。

B 型 無料で予防接種を行っている。

C 型 感染率の調査なし。

D 型 アマゾン流域。

E 型 不明。

チ.住血吸虫

    北東部、北部、連邦区を含め18州。

検査した住民の5.5%から11.6%が感染していた。

C.新規・再発感染症

イ.エイズ

     2003年新規感染者 5.762 人(男性: 3.693 人 女性: 2.069 人)。

ロ.コレラ

     2001年に流行。感染者 168.598 人、死者 2.035 人。  

ハ.デング熱

2002 年患者 794.219 人。

ニ.ハンタウィルス (医務官注:2004年フブラジリアで流行した)

初の患者は1993年サンパウロ州。

2003年までに11州で338人の患者。致死率44.5%。

ホ. Brazilian spotted fever ブラジル出血熱(ブラジル紅班熱)

     ブラジル全土

1995 ~ 2003 年:患者 241 人確定している。致死率、30%。

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(3)輸血の検査項目

しなければいけない検査: B 型肝炎、 C 型肝炎、 HIV-1 、 HIV-2 、シャーガス、梅毒、 HTLV-I e 、 HTLV-II 、流行地域のみ:マラリア。

特殊なもの:サイトメガロウィルス (CMV) ( 臓器移植後、血清検査でCMVが無反応の場合、 1.200 g以下で産まれた新生児、母は血清検査無反応又は血清検査が不明である場合。

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(4)2005年に比較邸大きく報道された感染症

シャーガス病

4月サンタカタリーナ州で急性シャーガス病にて数名が死亡。道端で販売されているサトウキビジュースにサシガメのフンが混じっていたのではないかと言われている。

4月アクレ州でも果物のアサイヤシの実を原因とする急性シャーガス病が発生。

ボツリヌス中毒

4月ポルトアレグレ市でパルミット(椰子の新芽)の缶詰によると考えられるボツリヌス中毒疑い患者発生。3社の缶詰が販売禁止。

広節裂頭条虫

4月広節裂頭条虫(サナダムシ)の流行も大きく報道された。

ハンタウィルス

4月ブラジリア連邦区で、ハンタウィルス患者が確定する。

保健省の報告書によると1月から6月のハンタウィルス患者は、北部地方3名、北東地方なし、南東地方26名(死亡11名)、南部地方10名(死亡2名)、中西部16名(死亡5名)。

ペスト

4月セアラ州ブランカ市にてペスト感染者を確定。

狂犬病

6月パラ州での流行。

6月ブラジリア連邦区に対策委員会が設置される。

9月連邦区で吸血コウモリを媒体とする狂犬病により、哺乳類が死亡。

11月マラニョン州で流行。

リーシュマニア

6月ブラジリア保健局発表。ブラジルは毎年皮膚リーシュマニア症の感染者が3万人以上、内臓リーシュマニア症感染者が5千人以上記録されている。

8月 ピレノポリス市 ( ゴイアス州 ) でリーシュマニア症が流行。

Brazilian spotted fever ブラジル出血熱(ブラジル紅班熱)

2002 年以降サンパウロ州で報告が義務付けられている。2004年にサンパウロ州で34人が罹患し、うち11人が死亡した。

デング熱

2005 年 1 月から 5 月の間にロライマ州でデング熱患者が 1.690 人報告された。 2004 年度の同時期に比較して 258 %増加している。

7月 2005年度のデング熱の患者数は、全国で107.575人。

11月デング熱患者総数は15万8800人。

髄膜炎

7 月ロンドニア州でデング熱ウイルス感染に関係するとみられる急性脳脊髄炎が流行。

麻疹

7月フロリアノポリス市 ( サンタカタリナ州都 ) で麻疹患者が発生。

マラリア

5月WHOがブラジルでのマラリアの増加について警告。

9月マナウスでマラリアが20 % 増加。

1月から8月にかけてマラリア症例が4万1千9百人。

狂犬病

6月ベレン市から256km離れたアウグスト・コヘイア市で狂犬病が流行。パラ州の保健局によると、狂犬病確定患者が5人、疑い患者例が8人報告されており、この13人のうち、10人は死亡し3人は検査中である。

6月ブラジリア連邦区に対策委員会設置。

黄熱病

2005年患者は2名のみ。

眼障害

12月トカンチンス州アラグアチンス市アラグアイア河で水泳をしていた252人が眼障害。うち、3名が失明。巻き貝にいる寄生虫の可能性が考えられている。 

2005年アマゾニア地方の患者は591.251 人で2004年度に比し27,3% の増加。

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(5)2006年に比較的大きく報道された感染症(6月15日現在)

シャーガス病

6月中にブラジルからシャーガス病の動物による媒介の遮断宣言が発出される見通し。

6月パラ州サンタレン市の住民が急性シャーガス病を発症。

ボツリヌス中毒

1月サンパウロ州で自分で調理した食事を食べた4人が発症、1人死亡。

ハンタウィルス

5月ブラジリア連邦区で、ハンタウィルス患者が4人確定。

リーシュマニア

5月サンパウロ州でリーシュマニア症により死者2名。

デング熱

2006年度3月(流行第13週)までにデング熱患者77,847人が記録された。デング出血熱確定例:57人うちゴイアス州22人、セアラ州10人、リオデジャネイロ州9人、バイア州2人、サンパウロ州4人、マト・グロッソ・ド・スール州4人、ミナスジェライス州2人、マト・グロッソ州1人、ペルナンブコ州1人、マラニョン州1人、ロンドニア州1人。デング出血熱による死亡がリオデジャネイロ州2人、ゴイアス州1人。

フィラリア症

患者はレシフェ市約19、000人、オリンダ市5,000 人、ジャボアトン市に8,000 人程度。

髄膜炎

5月ミナス・ジェライス州保健局による髄膜炎情報。髄膜炎の疑い例が19人、死者が5人。

麻疹

7月フロリアノポリス市( サンタカタリナ州都) で麻疹患者が発生。

マラリア

4月アクレ州の一部ででマラリア感染例が増加。

5月、サンパウロ市で、今年度8人患者発生。

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